「webライターの確定申告の方法を知りたい」
そんな方のため、当記事ではwebライターの確定申告のやり方を解説します。
確定申告の方法だけでなく、確定申告が必要かどうかの判断基準や注意点などもご紹介しているのでぜひ最後までお読みください。
以下に当記事のポイントをまとめました。
●副業webライター・本業webライターによって確定申告が義務となる所得税額が異なる
●webライターの確定申告は5つのステップで完了する
webライターの確定申告の方法が気になっている方は、サクッと当記事をチェックしてみましょう。
【監修者】
この記事は月収90万円WEBライター・ディレクターの藤崎が監修しています。
稼げるようになるまで、約8年かかった藤崎だからこそお届けできる、本当に稼げない状況から稼げるようになるまでのノウハウを厳選して解説します。
実は藤崎、月収1万円の壁を突破するのに、約8年かかっています
なので「正しい努力が大事」という点は、かなり熟知している方かと
こんなに遠回りした不器用なライター・ディレクターは見たことないので今思えば本当にバカだったと思います
Webなら楽勝
と誤解を招かないよう、念のため補足しました https://t.co/7SbvbalkIp— 藤崎 遊|月90万WEBライター/ディレクター|スキルUP情報お届けアカ (@fujisakiyu_ww) January 22, 2023
目次
【webライターが理解】確定申告とは何か
webライターが理解したい確定申告とは何かを、下記のポイントに絞って説明します。
●確定申告を行う期間
次の見出しから、webライターが理解しておきたい確定申告の概要を解説します。
所得税額を算出して税務署に申告する
webライターが理解したい確定申告とは、当年1月1日から12月31日までの所得税額を計算して税務署に申告することです。
会社員の場合は年末調整で所得税を会社が代わりに納めてもらえますが、webライターでは自分で税を申告しなければなりません。
確定申告を行うと、税金を払いすぎていた場合に還付の恩恵が受けられる場合もありお得です。
このように、webライターが行う確定申告では当年度の所得税額を算出して税務署に申告します。
確定申告を行う期間
webライターが理解したい確定申告の期間は、原則として翌年2月16日から3月15日までに設定されていることがほとんどです。
2022年分の期間については国税庁から正式な発表がありませんが、例年通りなら2023年2月16日(木)から3月15日(水)までに確定申告書の提出を完了させる必要があります。
※確定申告書の提出方法については後の解説をご覧ください。
webライターが行う確定申告は「2月16日から3月15日に行う」と覚えておくと良いでしょう。
確定申告の概要については、下記の国税庁ページもご覧いただくと理解が深まります。
No.2020 確定申告|国税庁 (nta.go.jp)
確定申告が必要なwebライターの所得額
下記の条件を満たすwebライターは、確定申告が必要です。
●本業webライター:所得が「48万円を超える」
次の見出しから、確定申告が必要なwebライターの所得額について詳しく解説します。
副業webライター:所得が「20万円を超える」
副業webライターの場合、年間の所得が20万円を「超える」と確定申告が必要です。
「給与所得以外の所得の合計額が20万円を超える人は確定申告の義務がある」旨が国税庁のページに記載されています。
副業webライター、もしくは他の副業と合算で20万円を超える所得を得た人は上記の規定にあてはまるため確定申告の義務があるというわけです。
このように、副業webライターは所得が20万円を超えたら確定申告を行いましょう。
給与所得者で確定申告をする必要がある場合について詳しくは、下記の国税庁ページもご覧ください。
No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人|国税庁 (nta.go.jp)
本業webライター:所得が「48万円を超える」
本業webライターの場合、年間の所得が48万円を「超える」と確定申告が必要になります。
確定申告では基礎控除(所得額2,400万円以下の場合48万円)を差し引いて所得税額を計算するためです。
年間の所得が48万円を超えると「所得-基礎控除」の値(=課税所得)が0以上になり、確定申告の義務が発生します。
このように、本業webライターは所得が48万円を超えたら確定申告を行いましょう。
基礎控除については、下記の国税庁ページもご覧ください。
No.1199 基礎控除|国税庁 (nta.go.jp)
webライターの確定申告のやり方
webライターの確定申告は次の手順で行います。
②必要書類を準備する
③1年間の売上と経費を算出する
④確定申告書の作成をする
⑤確定申告書を税務署に提出する
次の見出しから、webライターの確定申告のやり方について解説していきます。
①申告方式を選ぶ
webライターはまず、確定申告の方式(白色申告か青色申告)を選びます。
白色申告・青色申告には下記の違いがあるので、皆さんの状況に合う方を選んでください。
副業webライターを続けるなら白色申告、将来的にフリーランスを目指すなら青色申告と考えておくと良いでしょう。
白色申告 | 青色申告 | |
---|---|---|
事前申請の有無 | なし | あり (青色申告承認申請書と開業届を税務署に提出) |
提出書類 | ・確定申告書B ・収支内訳書 |
・確定申告書B ・青色申告決算書(会計ソフトで作成OK) |
白色申告は特典がない代わりに必要書類が少ないメリットがあり、青色申告は手間がかかるものの節税効果の高い特典があります。
このように、webライターが確定申告をするときはまず申告の方式を選ぶところから始めてください。
青色申告について詳しくは、下記の国税庁ページをチェックしてみてくださいね。
No.2070 青色申告制度|国税庁 (nta.go.jp)
②必要書類を準備する
webライターは確定申告の方式を選んだら、税務署への提出に必要な次の書類を準備します。
※必要書類には「①申告方式を選ぶ」で紹介した書類も含んでいます。
●各種控除証明書
上記とは別に、所得計算のために下記の書類も手元に置きましょう。
●請求書
●その他売上金が記載された書類
●源泉徴収票(源泉徴収を受けている場合のみ)
webライターの確定申告に必要な以上の書類が用意できたら、手順③に進んでください。
③1年間の売上と経費を算出する
webライターの確定申告に必要な所得額を計算するため、売上と経費を算出します。
売上と経費は、それぞれ確定した日付が1月1日から12月31日までのものが対象です。
webライターの売上は請求書をもとに合算すれば良いですが、経費には注意が必要となります。
経費にはwebライターの仕事として使用した費用のみを計上し、仕事以外でも使うパソコンやプロバイダの料金などは按分して求めるからです。
経費を正しく計上できれば、高い節税効果が見込めるので手間を惜しまないようにしましょう。
webライターの確定申告に必要な売上と経費が算出できたら、手順④に進んでください。
④確定申告書の作成をする
ここまできたら、webライターは確定申告書の作成に入ります。
確定申告書は下記の方法で作成できるので、便利だと思うものを利用すれば良いでしょう。
※青色申告で確定申告を行う場合は、会計ソフトが便利です。
●会計ソフト
●確定申告書に手書き
webライターが手引きに従って簡単に作成できる「確定申告書等作成コーナー」は下記のサイトから利用できます。
国税庁 確定申告書等作成コーナー
⑤確定申告書を税務署に提出する
webライターは確定申告書を作成できたら、税務署に提出します。
確定申告書の提出には下記の方法があります。
●税務署への郵送
●税務署に持ち込み
確定申告書は翌年2月16日から3月15日に提出できるよう、早めの準備が重要です。
以上、webライターの確定申告の手順をお伝えしました。
webライターの確定申告における注意点
webライターの確定申告には、下記3点に注意が必要です。
●書類を廃棄しない
●会社に副業がばれないよう住民税を「自分で納付」にする
次の見出しから、webライターの確定申告に必要な注意点を一つずつ解説していきます。
期限内に確定申告を完了させる
webライターの確定申告は、必ず期限内(翌年2月16日から3月15日まで)に完了させなければなりません。
期限内に完了しないと下記のペナルティが課されることがあるからです。
●無申告加算税
●重加算税
webライターが確定申告を期限内に行わないことによる上記のペナルティについて、詳しくは下記の国税庁ページをご覧ください。
No.2024 確定申告を忘れたとき|国税庁 (nta.go.jp)
書類を廃棄しない
webライターの確定申告に使う書類は、税務調査に備えて廃棄せず保管しておくことが必要です。
日頃から領収書や請求書はバックアップをとるなどして厳重に管理しておきましょう。
特にフリーランスwebライターは確定申告関係に限らず書類を管理しておくことは必須なので、もし請求書などの書類が散在している場合はこの機会に整理をおすすめします。
会社に副業がばれないよう住民税を「自分で納付」にする
副業webライターは、会社に副業がばれないよう住民税を「自分で納付」にすることも忘れないようにしましょう。
「自分で納付」にしておけば住民税が給与から天引きされないので、会社にばれません。
副業が認められている場合でも、念のため上記の方法をとっておくと良いでしょう。
なお会社にばれない副業をお探しの方は、下記の記事も参考にしてみてください。
webライターの確定申告に関してよくある質問
webライターの確定申告に関してよくある質問をご紹介します。
●無職・ニートでも確定申告が必要な場合があるの?
●無職・ニートが収入を得るお手軽な方法は?
●webライター向けのおすすめ講座は?
●webライターが向いている人の特徴は?
●副業webライターにおすすめのクラウドソーシングは?
●主婦webライターはどれくらい稼げる?
●主婦におすすめの仕事ランキングは?
webライターの確定申告についての疑問を解決することにお役立てください。
次の見出しから、webライターの確定申告によくある質問に答えていきます。
確定申告が義務ではないがやっておくとお得になる人は?
webライターに限らず、確定申告が義務ではないがやっておくとお得になる(節税が見込める)のは下記にあてはまる人です。
●年末調整で控除できない項目がある/そもそも年末調整をやっていない
●退職関連の書類を出していない
●アルバイト・パート先で源泉徴収されている
webライター以外に確定申告をやっておくとお得になる人の条件などについて、詳しくは下記の記事もチェックしてみてください。
無職・ニートでも確定申告が必要な場合があるの?
webライターに限らず、現在無職・ニートでも下記の場合は確定申告が必要です。
●年金受給者
●会社員時代の副業を継続している
webライターに限らず、無職・ニートの確定申告が必要なケースについて、詳しくは下記の記事もチェックしてみてください。
無職・ニートが収入を得るお手軽な方法は?
確定申告が必要になる可能性がある無職・ニートが収入を得るためには、webライターがおすすめです。
ニートがwebライターを無理なく続けて稼げるのには、主に下記の理由があります。
●家から一歩も出なくて良い
●書けばだいたい稼げる
●自分で仕事の量やスケジュールを決められる
確定申告が必要になる可能性があるニートがwebライターを無理なく始める方法などについて詳しくは、下記の記事をチェックしてみてください。
webライター向けのおすすめ講座は?
確定申告が必要になる可能性があるwebライター向けのおすすめ講座は下記の3つです。
もしも受講料に不安がある場合は、下記の講座から選んでみましょう。
●Writing Hacks(ライティングハックス)
●Udemy
●ストアカ
●たのまな WEBライティング講座
●Schoo
●JMWA WEBライター入門講座
確定申告が必要になる可能性があるwebライターを目指す人は、下記記事をお読みのうえこれらのスクールの中からじっくり比較してみてください。
webライターが向いている人の特徴は?
確定申告が必要になる可能性があるwebライターに向いている人には主に次の特徴があります。
・コミュニケーションに困らない
・ひとりでパソコンに向かうのが苦にならない
・好奇心が旺盛
・課題解決のための方法を考えることに興味がある
反対に、向いていない人の性質としては下記が特徴的です。
・自己主張が強すぎて抑えることが難しい
・責任感がない
確定申告が必要になる可能性があるwebライターの向き・不向きを確かめてみたい人には下記の記事もおすすめです。
副業webライターにおすすめのクラウドソーシングは?
確定申告が必要になる可能性があるwebライターを始めたい人は、クラウドソーシングに登録します。
下記6つのいずれかに登録すると快適に利用できるのでおすすめです。
上記6サービスのうちクラウドワークス・ランサーズをメインで使い、サブで他の4サービスを使うと効率良く仕事を受注できます。
確定申告が必要になる可能性があるwebライターを始めたい人は、クラウドソーシングに迷ったらクラウドワークス・ランサーズだけ登録しても問題ありません。
上記6サービスの特徴や概要については、下記の記事をチェックしてみてください。
主婦webライターはどれくらい稼げる?
確定申告が必要になる可能性がある主婦Webライターの収入は、およそ下記が口コミ評判として大勢を占めています。
【主婦Webライターの目安月収】
働き方 | 月収 |
副業として短時間働く場合 | 1万円~5万円 |
本業としてしっかりと時間をとる場合 | 10万円~15万円 |
通常たくさん記事を書けば書くほど稼げるので、自分の時間をどれだけ確保できるか考えてwebライター収入の見通しを立ててみてください。
確定申告が必要になる可能性がある主婦webライターの収入や口コミ評判などを知りたい方は下記の記事をご覧ください。
主婦におすすめの仕事ランキングは?
確定申告が必要になる可能性がある主婦におすすめの仕事(webライター以外)ランキングTOP3は下記のようになっています。
第2位:コールセンター
第3位:家事代行
第1位のクラウドソーシングには、webライティングも含まれており主婦でもスキルアップしやすい仕事です。
「忙しい家事や育児の合間をどうにか見繕って・・・」
という働き方でも全く問題ないので、無理なく続けやすくなっています。
クラウドソーシングをはじめ、確定申告が必要になる可能性がある主婦におすすめの仕事(webライター以外)ランキングや扶養などについては下記の記事をご覧ください。
【まとめ】webライターは忘れずに確定申告しよう
webライターの確定申告を解説した当記事について、重要ポイントをまとめます。
●副業webライター・本業webライターによって確定申告が義務となる所得税額が異なる
●webライターの確定申告は5つのステップで完了する
ぜひ当記事を参考にwebライターの確定申告を行ってくださいね。
こう思っている方には、藤崎のwebライター講座がおすすめです。
以下の記事では、藤崎のwebライター講座で受けられるサポートや口コミ評判などを詳しく解説しているのでぜひお読みください。
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