目に見えるものばかり追いかけてしまう
以前、
健康の大事さについて
書きました。
「そんなこと、
言われなくてもわかってる」
という方も多いのでしょうが、
そういった話をあえて書いた理由は、
多くの方が健康を維持する習慣を
身につけていないからです。
周囲の人を見れば
わかりやすいと思うのですが、
暴飲暴食をしたり、
タバコを吸ったり、
全く運動をしなかったり・・・
「健康は大事」
と言いながら、
健康を損ねるようなことを
毎日毎日、繰り返す人が
余りにも多いんですね。
なので、
基本的なことではありますが、
あえて健康の大事さを
書いてみたんです。
ですが、
前回の内容だけで、
実際の行動に移せる方は
かなり少ないかと思いますので、
もう少しわかりやすく
お伝えしてみます。
より具体的なイメージを
浮かべられれば、
それだけ行動力を
刺激しますからね。
少しずつでも、
毎日の習慣を改善し、
より良い人生を生きるために
役立てていただければと
思いますので。
では、いってみましょう。
お菓子の弊害
多くの子供は
お菓子が大好きなので、
親もついついお菓子を
与えてしまいがちです。
しかし、
健康のことを考えると、
お菓子は決して
良いものではありません。
ここで言うお菓子というのは、
ポテトチップスやチョコレートなどの
スーパーで手軽に手に入る
お菓子のことです。
これらのお菓子には、
大量の砂糖が使われているので、
虫歯や肥満の原因になります。
また、糖分を
体内で処理するために、
ビタミンやミネラルを
使わなければいけません。
つまり、
お菓子を食べることで
体内の栄養が減る、
ということです。
他にも、
お菓子に使われる添加物は、
物にもよりますが、
高血圧・心臓病・がん・腎障害など、
様々なリスクがあります。
これらの
添加物が入ったお菓子を
安易に食べさせることで、
子供の将来の健康を損ねている
ということを
把握しておかないといけません。
こういった事実は、
大半の親が認識しているものの、
実行には移されない典型例です。
では、なぜ
頭ではわかっていながらも、
行動に移されないのか。
それには、
ちゃんとした理由があります。
この理由を把握しておくことで、
無意識にしている悪い習慣を
改善することができます。
ぜひ、意識してみてください。
ついお菓子を食べてしまう原因
お菓子が身体に悪いと
わかっていながら、
毎日、子供に与えてしまう
最大の理由は、
お菓子の弊害が
目に見えないからです。
頭ではわかっていても、
目に見えなければ、
その害はないもののように
思えてしまう、
というわけです。
実際には、
身体に悪影響を与えていても、
目に見えないので
「まぁ、いっか」
となるわけです。
これが、
ポテチを食べるごとに、
小さな斑点が出てくるとしたら
どうでしょう。
ほぼ全ての親が、
子供にポテチを与えることを
控えるでしょう。
そしてポテチ産業は、
急速に縮小化していくでしょう。
小さな斑点でも、
目に見えることで、
悪い影響を認識できます。
頭で知っているだけではなく、
実際に目で見ることで、
身体への影響を
リアルに知ることができる
ということですね。
まさに
「百聞は一見に如かず」
ということです。
こんな風に、
目に見えるか見えないかの違いは、
人間の行動に
大きな影響を及ぼします。
目先の利益にとらわれる人ほど失敗する
ここまでは、
お菓子を例にしてきましたが、
もう少し視野を
広げてみましょう。
健康に限らず、
影響が目に見えるか
見えないかで、
人の行動は
大きく変わってくるのですが、
失敗してしまう人の大半は、
目に見えるものばかりに
気を取られてしまう人です。
言い換えると、
目に見えるものばかりを追いかけ、
目に見えないものは
疎かにしがちです。
タバコを吸う人なんかも
そうですよね。
タバコを吸っても、
実際に有害な影響が
目に見え始めるのは、
数年〜数十年後です。
いくら
「タバコを吸うと寿命が縮む」
と言われても、
目の前の一本を吸ったところで、
すぐに問題が
起こるわけではありません。
なので、
あまり深く考えることができない
低年齢層の人たちが
ドラマや映画の影響を受けて、
パカパカとタバコを吸うんですね。
それにしても、
ドラマや映画でよく見る
「悪い男はカッコいい」
という演出は、
なんとかならないものですかね。
精神面が未熟な人は、
モロに影響を受けて
真似してしまうので、
良くないですよね。
まぁ、
ちゃんと子育てしない親にも
責任の一端ははありますが。
なぜか、
「無茶をして
早死にするのがカッコいい」
という風潮が
できてしまってますからね。
ドラマや映画、
マンガなどは作り話で、
現実とは別の世界の物語だ、
ということを知っておかないと、
痛い目にあいます。
恋愛モノの
マンガなどでも同じです。
主人公にとって
都合の良いことや悪いことが、
ちょうど良い
タイミングで起こるのは、
物語を作っている人が
「ここで問題を起こしてから、
一気に解決させた方が
面白いだろうな」
と思いながら作っているからです。
間違っても、
現実にあったことが
そのまま描かれている、
とは思わないようにしましょう。
見えないものも大事
このように、多くの人が
軽視してしまいがちな
目に見えないものを
大事にすることで、
人生はより向上します。
かといって、
「目に見えるものよりも、
目に見えないものの方が大事」
というつもりはありません。
むやみやたらに、
白黒ハッキリつけたい人が
たまにいて、
それはそれで
キッチリとしている、
という意味ではいいのですが、
ハッキリさせない方が
いいこともあります。
目に見えないものというと、
先ほどの健康や、
人間関係などが挙げられます。
目に見えるものは、
家や洋服、食べ物を
思い浮かべると
わかりやすいかと思います。
衣食住がなければ
生きていけませんし、
健康や人間関係がないと、
これまた困ったことになります。
どちらも大事なので、
時と場合によって、その都度、
優先順位を変えればいいんですね。
古代ギリシャの哲学者、
アリストテレスも言ってましたが、
どちらかに偏るのではなく、
バランスが大事だ、
ということです。
ここで1つ、
時と場合によって、
物事の優先順位を変える際の
基本的な考え方を
お伝えしておこうと思います。
優先順位のつけ方と本当に重要なこと
重要度と緊急性で切り分ける
物事の優先順位を決める時、
何を基準に決めていけばいいか、
ということは、
意外に知られていません。
もちろん、
急いでやる必要があるものから
片付けていく方が多く、
そのやり方でも、
目に見える問題はないでしょう。
しかし、
この考え方を知っておくことで、
より効果的・効率的に
物事を進めることができます。
物事の優先順位を
正確に把握するには、
緊急性と重要性という
2つの基準を使うことが有用です。
具体的には
以下のように分類します。
これは、
「時間管理マトリクス」
と呼ばれ、
ビジネスの場面で
使われることが多い表です。
といっても、
社長クラスや管理職の人が
使うことが多いので、
一般の人には、
あまり浸透していないですが。
これは言い換えると、
一般の人に浸透していない分、
有効に活用できると、
それだけ、
その他大勢の人たちに
差をつけられるということです。
では、簡単に説明していきます。
時間管理マトリクスの説明
今すぐに
やらなければならない
重要なことは、
「第一領域」
というグループに分類されます。
例えば、
子供が怪我をした時の
応急処置や、
急な高熱への対応です。
仕事で言うと、
締切間近の支払い処理や、
クレーム対応などですね。
第二領域は、
大事だけれども、
急いでやる必要がないものが
分類されます。
例えば、
親子のふれあいや遊び、
子育て計画を立てることです。
仕事で言うと、
同僚との飲み会や
デスクの整理、
仕事の計画を立てることですね。
第三領域は、
急いでやらなければいけないが、
そこまで大事ではないことです。
例えば、
洗濯や料理などがそうですね。
仕事で言うと、
重要ではないメールの
読み込みや返事、
飛び込み営業への対応などです。
第四領域は、
急ぐ必要もないし、
重要でもないことです。
七五三などの行事ごとや
お参りの類なんかがそうですね。
仕事で言うと、
無意味な資料の作成や
同僚・顧客との
無駄な世間話などです。
こんな感じで、
それぞれの物事を分類して
整理することで、
優先順位を
つけることができますので、
役立ててください。
ちなみに、
当然のことながら、
普通は緊急性が高くて、
重要なものから取り掛かります。
しかし、
注意しなければならない点は、
最も重要なことは、
緊急性が低くて重要性が高い、
第二領域に属することだ
ということです。
重要だけど、
今、急いでやらなければ
いけないわけではない、
ということが最も重要だ、
っていう話です。
これが全てのことに
当てはまると断言はできませんが、
かなり参考になるということを
覚えておいてください。
というのも、
重要性や緊急性を判断して、
それぞれのグループに分類するのは、
自分自身なので、
間違った分類をしてしまうと、
優先順位は変わりますし、
時間が経って価値観が変われば、
それぞれの物事の重要性も
変わります。
なので、
あくまで参考程度にして、
ある程度の指針である、
というくらいに
留めておくのが良いと思います。
これを知っているのと
知らないのとでは、
大きな差が生まれてきます。
大事だけど緊急性が低いものは、
後回しにされがちですので、
慌しい毎日を送っている間に
忘れてしまったり、
放ったらかしになってしまいます。
しかし忘れてしまっても、
普段の生活を送るうえで、
特に問題にならないので、
「重要ではない」
と錯覚してしまうんですね。
そうすると、
もっと有意義な人生を送れたり、
効率良く仕事を
進められるチャンスを逃します。
本当に大事なことを
気付かぬうちに忘れたり、
ないがしろにしてしまって、
全体の進行や
満足度が下がってしまう、
ということですね。
例えば、
机や書類の整理は、
大事ではあるものの、
取り急ぎやらなければいけない、
というケースは
少ないかと思います。
しかし、
机の整理をしないことで、
大事な書類が埋れていたり、
時には紛失したりすることで、
全体的に見ると、
進行度や精度が落ちてしまいます。
こういったことは
人生にも言えることで、
「いつでも大事にできるから」
といって、
家族をないがしろにしていたら、
気づいた頃には
家族からの信用や好感度を失くし、
家族サービスしようとしても、
もう遅いという話になるんですね。
毎日、家族のために
頑張って働いているつもりが、
いつのまにか
家族に嫌われてしまうパターンです。
気付けば子供も大きくなって、
親とは口も聞いてくれなくなり、
かといって夫婦で
取り立てて話すこともないという、
寂しい老後を過ごすことになります。
家族を大事にできないような人は、
大抵の場合、
友達も大事にできませんから、
結局は一人ぼっちになってしまいます。
高齢になるにつれ、
友達も亡くなっていきますからね。
こういうことを避けるために、
先ほどの
「時間管理マトリクス」
を使って、
優先順位をしっかりと
つけておくことが有用になるんです。
「大事だけど緊急性が低いことが
最も重要だ」
ということを
把握しておくだけで、
余裕ができた際の
時間の使い方が、
全然違ったものになります。
具体的には、
緊急性も重要度も高いことを
片付けた後、
第二領域に属する、
「実は最も大事なこと」に、
できるだけの時間と
労力を使おうという
意識が芽生えることで
取り組み方が違ってきます。
高い意識をもつと、
それだけ成果が出やすいので、
ないがしろにしてしまう人との
差ができるというわけです。
この違いが、
より良い人生を送るための
礎になるということですね。
藤崎がいつも言っている
「思考は現実化する」
とは、こういうことです。
意識の違いが行動の違いを生み、
行動の違いが結果の違いを生む
ということです。
オカルトチックな
超能力ではなく、
極めて現実的で、
当たり前の話だということを
覚えておいてくださいね。
ではでは。
P.S.
ちなみに、
第二領域に属する
お得な情報を
お伝えしておきます。
以前から藤崎が
オススメしている親子教室が、
今キャンペーン中だそうで、
通常8,640円のレッスンが
無料で体験できます。
緊急性も重要度も高い仕事を
終わらせられた方は、
この機会に参加してみることを
オススメします。
子供の可能性を
グンと広げられるので、
将来的に見ると、
かなり良い機会だと思いますよ。
藤崎の体験談はこちらから。
体験レッスンの詳細はこちらから見れます。
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