確定申告に遅れても罰金がなかったという体験談

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確定申告の期限に遅れた体験談

確定申告が遅れても罰金がなかったという話

先日、確定申告に行ってきました。
 

「また今度でいいや」と思っているうちに期限を過ぎてしまったので、「ペナルティがあるんだろうなぁ」と思っていたのですが、意外にもありませんでした。
 
なぜかと言うと、藤崎の場合は、納めすぎた税金が返ってくるという還付のパターンだったからです。
 
藤崎が税務署で聞いたところ、大体、1ヶ月くらいに指定した振込口座に入金されるとのことでした。
 

ちなみに、確定申告をした結果、追加で納めなければいけない税金がある場合にはペナルティ(罰金)が課されますので注意してください。
 

罰金の場合、いくら取られるのか

罰金の計算方法は3通り

藤崎は還付のケースだったので罰金は取られませんでしたが、納めるべき税金があった場合にはペナルティが課されます。

 

罰金の計算方法は以下の3通りに分けられます。

 

税務署に注意された後(50万円以内)

まずは、「税務署に確定申告していないでしょ!?」と言われてから申告に行った際の計算方法です。
 
税務署に注意されてから申告にいって、納付すべき金額が50万円以内だった場合は、その金額に対して15%の延滞税が加算されます。

 
例えば、50万円分の納税をしなければいけなかったケースだと、7万5千円が罰金です。

(50万円 × 15% = 7万5千円)

税務署に注意された後(50万円を超える)

次に、税務署から注意された後に申告に行って、なおかつ、50万円以上を納付しないといけない場合、50万円を超えた金額には20%の罰金が課されます。

 

例えば納税すべき金額が100万円だった場合を考えてみましょう。

 

50万円以内の金額については、15%なので、罰金は7万5千円です。

 

そして、50万円を超える金額については、20%の延滞税がかかるので、10万円がかかるということです。

(50万円 × 20% = 10万円)

 

なので、確定申告の結果、100万円の税金を納めなければならない場合、延滞税を含めると、合計117万5千円を納めないといけないということです。

 

本来なら100万円でいいところを、117万5千円も納めないといけないなんて、かなり損ですよね。

税務署に注意される前

最後に、税務署に注意される前に申告した場合です。

 

税務署に「あなた申告してないでしょ!?」と注意される前に申告すると、延滞税は5%となります。

 

つまり、申告した結果、100万円を納税すべきだった場合は、罰金は5万円です。

(100万円 × 5% = 5万円)
 

納付すべき金額の合計は105万円なので、注意されてから申告した場合と比べると12万5千円もの差が出ます。

 

こう言うと安いと思ってしまうかもしれませんが、それは、先に117万5千円を見ているからに他ならないので、注意してください。

 

5万円の罰金でも十分高いんですよ。

 

ギャップの効果が働いて、安く感じますが。

 

なので、そういったトリックに騙されないよう、納付すべき金額が発生しそうな場合は、期限内に申告しておくのがベストだと言えますね。
 

不公平な制度作り

不平等な税制度

ただ、納付すべき額があった場合に罰金を科されるとなると、還付されるお金にも利息をつけて欲しいと思いませんか?
 

藤崎の支払いが遅れたら延滞金を払わなければいけないのに、国が税金を払うのが遅れた場合は、延滞金を払ってもらえないわけですから。
 

明らかに公平性に欠けますよね。
 

これについて、税務署や国の考え方は「申告期限に遅れるのが悪い」という解釈のようです。
 

でも、税金を納めて欲しいのは国側ですよね?
 

それなのに、国民が時間と労力を割いて自分の税金を計算し、申告に来いというルールを作ったんです。

 
要するに、もともと国が有利になるように作られた法律なので、根本から不平等だということなんですね。
 

こんな風に、国や政治では、国民を第一に考えるということは基本的にしません。
 

口では「一人でも多くの国民を救うため」とか「国民の豊かな暮らしを守るため」なんて言いますが、あれは単なるこじつけであって、パフォーマンスです。
 

政治家が第一に考えているのは、基本的には自分や政党の利益です。
 

そのために国民の支持を得る必要があるので、国民のことを考えた風な発言を繰り返すわけです。
 

そして、政権をとった後も、ある程度の支持を確保しないと権力の座を奪われますから、支持を失わない程度に自分や政党の利益を追求していきます。

 

天引きの卑劣さ

あまり気にしていない人が多いですが、年金が給料から天引きで取られるのも、相当卑劣なやり方だと思います。
 

皆が頑張って稼いだお金を、本人を差し置いて、いち早くぶんどっていくんですから最低のやり方です。
 

たまに、「自分で支払いに行かなくていいからラクできてラッキー」みたいなことを言っている人がいますが、信じられません。
 

自分が働いて稼いだお金を、自分よりも早く奪い去っていくことの、どこがラッキーなのか。
 

特に、年金なんて制度はほとんど崩壊してしまっているので、払うだけ無駄です。
 

それなら、毎月1万円を投資に回した方が何十倍以上のリターンが得られます。
 

年金にお金をかけるなんて無駄だとわかっているのに、法律で支払いが義務付けられているせいで、強制的にぶんどられるというわけです。
 

それなのに、あんなにずさんな管理をして、皆のお金がなくなっていくのですから、本当にいたたまれない気持ちになりますね。
 

これだけのミスをしても、政治家達は責任を認めず、責任転嫁や問題のすり替えを繰り返し、時間をかけて忘れさせるというやり方で、また同じことを繰り返すわけです。
 

なので、政治や国に頼るような生き方は絶対にしていてはいけません。
 

そういう生き方をしていると、自分で舵取りができないので、運任せの人生を歩むことになります。
 

これは会社で働く人も同じです。
 

会社は労働者よりも会社の利益を優先しますから。
 

むしろ、労働者の利益を最小限にすれば会社の利益がその分増えるので、会社の運営を危うくしない程度に労働者からお金や時間、労力を搾取しようとするでしょう。
 

単純に給料を低く設定する会社もあれば、サービス残業をさせる社風を正さなかったり、ハラスメントをなくすための費用を削ろうとしたり…
 

労働者を軽視して会社の利益を優先するという事例なんて山ほどありますが、それにもかかわらず、大勢の人が会社に就職しようとします。
 

それは周りの大人がしっかりと現実を教えてやれないことが大きな原因となっているのですが、当の大人はそんなことには全く気付いていません。
 

その大人も、当然のように会社に入って心身を削りながら働くことが良いと教え込まれてきたわけですから。
 

昔はそれで良かったのかもしれませんが、時代は刻一刻と変わっていて、雇われて働くことのメリットというのは、ほぼなくなってきています。
 

安月給、重労働、長時間労働、リストラ、倒産、パワハラ、セクハラ、人間関係、サービス残業…
 

デメリットだらけの会社勤めを何十年と耐えて定年を迎えても、もらえる年金が減るどころか、なくなってしまう恐れさえあります。
 

費やした労力や時間に対して、あまりにも少なすぎる報酬を考えると、もはや会社勤めのメリットなんて無いに等しいということですね。
 

ただ、そうは言っても、多くの人は自分自身で稼ぐ方法を知らないので、会社勤めという道を選ぶしかありません。
 

そういった自分の無知さや無力感をごまかすために、余計に、雇われて苦労して働くことを肯定してしまうのかもしれません。
 

そういう風に考えると、自分自身のダメなところも全て受け入れて認めることができた時、新たな道が見えてくるのかもしれませんね。
 

変な思い込みや固定概念にとらわれて、豊かな人生を送るチャンスを逃さないようにしたいものですね。

 

ではでは。

P.S.
藤崎の子どもが通っていた親子教室で、知能面だけでなく、健康面や精神面、運動能力の開発を含めた総合的な子育てを学べる親子教室があるのですが、効率的に子どもの能力を伸ばせるという点でオススメしています。
その親子教室が現在キャンペーン中で、通常8,640円のレッスンを無料で体験できるとのことです。
時間さえ確保できれば、子供の可能性をグンと広げられるチャンスですので、興味のある方はどうぞ。

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