ヤマハ音楽教室グループレッスンの雰囲気、入会時に注意すること

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ヤマハ音楽教室に通っています

グループレッスンを選んだ理由

藤崎の子どもは、ピアノを習っていて、毎週通っているのですが、やっぱり小さい頃から始めると覚えが早いですね。

 

ピアノを習っているのは上の子で、習いごとを始める前は悩んだんですけどね。

 

というのも、普段の幼稚園だけでも勉強量が多いので、それに加えて習いごともさせると、かなりハードかなぁと考えていたんです。

 

ですが、習わせてみると「ピアノ、おもしろかったね」と楽しみながら通っているので、習わせて良かったなぁと思っています。

 

藤崎の子供が通っているのは、ヤマハ音楽教室で、グループのレッスンです。

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皆で一緒に授業を受けるということもあって、楽めているのだと思います。

 
個人レッスンも少し考えましたが、先生がつきっきりでのレッスンは息がつまりそうだなぁ、と思ったので、皆で楽しみながら習えるグループレッスンにしました。

 
個人レッスンの方が上手になるんでしょうけど、熱心に教えてくれるほど、やらされている感が強まってしまい、楽しめなければ、あまりピアノが好きにならないかもしれないと思ったんですね。

 

ピアノがあまり好きにならなければ、自分から率先して練習することも少なくなると思います。
 

逆に、ピアノが好きになって、自分から率先して練習するようになれば、やらされている子とは違って、夢中になって練習するでしょう。

 
そして夢中になって練習した方が、早く上達します。

 

なので、小さい頃からビシバシとやらせるよりも、まずはピアノを好きになって欲しいなぁと思ったんですね。

 

ピアノに限らず、なんでもそうですが、小さいうちから、押しつけてやらせると、何ごとも楽しめない気がするんですよね。

 

どうせ何かをするなら楽しんでやった方がいいと思いますし、上達のスピードも早いと思います。

 

「好きこそ物の上手なれ」とは、よく言ったものですね。

 

もちろん、グループレッスンを受けても、ピアノ自体が好きにはならないかもしれませんし、友達関係やレッスンの雰囲気が合わなければ楽しくないかもしれません。

 

なので、個人レッスンとグループレッスンのどちらが良いかは、保護者の考え方にもよるかと思います。

 

今回はその辺をふまえて、ヤマハ音楽教室のグループレッスンがどのようなものかをお伝えしようと思います。

 

レッスンの雰囲気

毎回席順が違う

藤崎の子どもが通うヤマハ音楽教室では、6~8人くらいでレッスンを受けています。

 

休む人や辞めてしまう人もいるので、毎回人数は違います。

 

レッスン時の席順も毎回違い、あらかじめ先生が決めていらっしゃいます。

 

雰囲気は先生によって異なる

発表会などを見ると、先生の違いで、レッスンの雰囲気や熱心さにも違いが出ることがわかります。

 

子供だからと、多少の悪ふざけやおしゃべりは大目に見て、優しい感じで楽しく授業を進める先生もいれば、少しでもピアノを上達させてあげたいと、厳しく教える方もいらっしゃいます。

 

どちらも一長一短ですので、どんな雰囲気で習わせたいかによって、先生を選ぶべきだということですね。

 

そして、この先生選びは、十分に注意する必要があります。

 

その理由は、「ピアノを習い始めたけど先生が合わないので、違う先生のレッスンを受けたい」と思っても、実際のところは、なかなか言いづらいところがあるからです。

 

なので、それぞれの先生がどんなレッスンをするのかを、事前に聞いて確認しておくことをオススメします。

 

レッスンを見学できる場合は、一度見学をしておいた方がいいですよ。

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レッスンを受け始めてから、「何か違うなぁ」と思っても、なかなかクラスを変更したいと伝えるのは言いづらいことなので。

 

というのも、クラスの変更をしたいと伝える場合は、事務の人か担任の先生のどちらかになると思うのですが、どちらにしても担任の先生にトゲがなく伝えるのは難しいからです。

 

先生本人に、「あなたの授業はうちの子に合わないので、クラスを変更したい」とはなかなか言えませんよね。

 

かと言って、先生に「同じクラスのお友達とのウマが合わないので、違うクラスにしてもらいたいのですが・・・」と言うと、「じゃあ、他の曜日でも私がレッスンしてるので、〇曜日はどうですか?」と言われたら、「全部無理です」と言って、無理矢理、違う先生のレッスンを希望するしかありません。

 

しかもこの場合、現在の先生と、次の先生の時間帯がかぶっていると言い訳がたたないので、かなり面倒です。

 

事務の人に言った場合、裏から先生本人に「教え方が合わないこと」が伝わる可能性は十分に考えられます。

(担任の先生に言わずに、事務の人に言うこと自体が怪しまれますが)

 

事務員の方にしっかりと口止めをしても、絶対に内緒にしてくれるかどうかはわからないので、何らかの機会に会うたびに気まずい思いをすることになります。

 

同じ教室に通うのなら、レッスンに行くたびに、前の先生に会う可能性もありますからね。

 

こういうことを考えると、最初の先生選びというのはかなり大事ですので、本当に注意して選んでくださいね。

 

入会する前には、しつこすぎるほど、先生の教え方やクラスの雰囲気について質問するのが良いと思います。

 

最初が一番肝心だと言っても過言ではありません。

 

藤崎が選んだ先生

藤崎が選んだ先生は、優しくて楽しく授業をしてくれる先生です。

 

どうせやるなら楽しんでやってほしいですし、楽しければ自分から練習しますからね。

 

藤崎としては、イヤイヤ習っていても楽しめなければツラいだけだと思っていますので、やりたくなければ辞めてもいいと考えています。

 

正直、ピアノができなくても生きていけますからね。

 

ピアノを含めて、芸術というのは、人生を豊かにするためにやるものだと考えているので、ピアノをやってて辛いなら辞めればいいと思っています。

 

発表会の頻度

発表会は今のところ、1年に1回のペースで開かれています。

 

小学生になるともっと頻度があがるのかもしれませんが、小学生になるまでは、妥当なペースだと思います。

 

うちのクラスは、レッスンも自宅での練習も、みんなそこまでみっちりやっているわけではないので、発表会の頻度を上げても、発表することがないと思うんですね。

 

少しずつ楽しみながらピアノに慣れ親しんでいく感じなので。
 

ビシバシと鍛えてプロを目指すような人なら、発表会を多めにした方が、集中力も上がるので良いのかなぁとは思いますが。

 

なので、小学生くらいになると、頻度が少し上がるのかもしれませんですね。

 

習いごとをさせるのは何のため?

スパルタ教育をする親

ヤマハ音楽教室に通っていると、少なからず、音楽に関心を持っている保護者と交流することになります。

 

発表会の時には、違うクラスの子供たちがいっぱい集まるので、色んな保護者もいるわけです。

 

そんな中で他の保護者を見ていると、なかなかの厳しさでピアノに取組ませている人もいるようです。

 

発表会に来る時の服装は、もちろんバッチリと言った感じで、子供も保護者も、いかにもといった服装ですし、発表会の前には、子供に「間違えないでしっかりやるのよ!」なんてゲキを飛ばしている保護者もチラホラいらっしゃいました。
 

特に親自身がピアノをやっていた場合、「子供にもやらせてやりたい」、「うまくならせてやりたい」と考える人が多いようですね。

 

ピアノの先生に話を聞いていると、スパルタ教育を施す方は、

「自分が好きで一生懸命やったから、子供にもやらせてやりたい」
「うちの子もピアノを一生懸命やらせれば、1つのことに熱中することの大事さや、集中力、礼儀もつくはずだ」

というような考えで、子供にも厳しく教えるケースが多いようですね。

 

藤崎のご近所さんでも、休みの日には朝早くからピアノを練習させるママがいて、「ほら、今間違えた!」「そこはもっと柔らかくでしょ!」と、ビシバシと教えてらっしゃる声が、外まで聞こえてきます。

 

ゆくゆくはお子さんをプロのピアニストにしたいんでしょうかね。

 

そこまで厳しくやるっていうのは。

 

どちらにしても、そういう親は、自分では無意識のうちに、「ピアノがうまくなることが大事だ」「ピアノが何よりも重要だ」というような考え方が、言葉の端々に滲み出てきます。

 

時には「ピアノこそ全てだ」というような叱り方をする保護者さんも少なくありません。

 

そういった教育を受けて育った子供は、「ピアノが上手くならなければいけない」と強く思い込んでしまうので、壁にぶつかった時に悩む度合も大きいでしょう。

 

プロを目指しているのに、発表会でミスをしてしまったり、他の子よりも評価が低ければ、親の叱責が増し、子供はますますプレッシャーを感じてしまいます。

 

ピアノはそんなに大事なのか

ですが、よく考えてみて下さい。

 

実際にはピアノなんて大事ではないですし、ましてや人生の全てではありません。

 
それは保護者が勝手に決めた目標を、子供に押し付けているだけであり、単なる思い込み・エゴに過ぎません。

 

ピアノが弾けなくても死ぬわけではありませんし、人生、何の問題もありませんから。

 

それなのに、「ピアノができない子はダメな子」というような固定観念を植えつけられて育てられるのはかわいそうですよね。

 

まぁ、これはピアノだけではありませんが。

 

他の習い事を考えてみても、そんなに大事なものなんてありませんよね。

 

ダンス、サッカー、剣道など、習い事は色々あって、全部上手にできればいいですが、かと言って、人生に絶対不可欠なものではありません。

 

親の役割とは

もちろん、これらは集中力や忍耐力をつけるのには有効だと思います。
 
ですが、習わせていることができないからと言って、それをもってダメな子である、というような印象を与えてはいけないと思うんですね。

 
人には向き、不向きがありますから。

 

今、習わせていることがうまくできなくても、他にもっとうまくできることがあるはずです。

 

それを一緒に探していくのが親の役割だと思うんですけどね。

 

なので藤崎としては、習い事は楽しみながらやって、集中力・忍耐力・自主性などを培っていけばいいと考えているわけです。

 

最初から親が子供の将来を決めてしまうなんて、自分勝手なことはできません。

 

子供自身の興味関心や得手不得手を無視して、親の独断で決めるわけですから。

 

そのように考えると、小さい頃から無理矢理何かをやらされている子供は可哀想だと思います。

 

習い事を楽しむチャンスを逃し、自分自身がやりたいと思っている別のことすらできないかもしれないのですから。

 

なので、小さい頃からピアノを厳しく教える親を見ると、「別にピアノなんてできなくても生きていけるんだから、好きなことをやらせてあげようよ」って思ってしまうんですね。

 

親の思い込みが子供を不幸に導く

で、さらに言ってしまうと、親がプロのピアニストを目指すように強要することは、子供に対して、様々な苦しみを増やしている可能性すらあります。

 

プロのピアニストになるためには、膨大な練習が必要ですし、プロになれたとしても、十分なお金を稼げるかどうかはわかりません。

 

プロを目指すがために、安い給料でバイトをしながら、食べたいものや遊びを我慢するような毎日を送らなければならないかもしれません。

 

それなのに、子供が練習したくないなんて泣こうものなら、「こんなにいいピアノを買ってあげて、いい先生もつけてあげてるのに、何をワガママいってるの!あなたのためを思って言ってるんでしょ!」なんて怒鳴られるわけです。

 

本当にかわいそうですよね。

 

藤崎からすると、「ワガママを言ってるのは誰だよ。子供のためじゃなくて、自分のためにピアノを強要してるんだろ」って思わずにはいられません。

 

子供のことを考えた子育てとは

本当に子供のことを考えるなら、学ばせるべきことは「幸せになる方法」です。

 

そのためには、子供が「自分はどうなりたいのか」という考えた時に、確たる自信を持って答えられる人間に育てる必要があります。

 

目指したいイメージがなしでは、幸せになることはできないからです。

 

これは目的地が決まっていないのに、フラフラと歩きだすことと同じだと考えるとわかりやすいと思います。

 

目的地がわからないのに、やみくもに歩いても、「ここは行きたい場所ではなかった」となるのがオチです。

 

逆に、目的地を明確にしておくと、そこにたどり着くまでのプランが立てられます。

 

フラフラと歩くのではなく、自転車で行くのか、車を使うのか、飛行機で行くのか、という計画を練れるんですね。

 

人生もこれと同じで、「自分にとっての幸せは何か」ということがわかっていないと、どうなりたいのかという将来像を描くことができません。

 

子供のうちは親の言う通りにしていれば、とりあえず問題なく毎日を過ごしていけますが、大人になると色んなことを自分で決めなければなりません。

 

その時に、しっかりとした自分なりの考えをもっていないと、自分にとって正しい判断ができないということです。

 

「自分は何が好きなのか」
「自分はどうなりたいのか」

ということを把握することで、幸せな人生を送れる確率がグンとアップします。

 

なので藤崎は、そういう考え方ができるような子育てをしているんですね。

 

親が言うことをは絶対だとか、先生が言うことをはただしいとか、そういう風には考えさせないようにしています。

 

もちろん、親の言う通りに人生を生きて、それで幸せになれることもありますが、自分自身で考えて人生を決めていくよりは、格段に可能性が小さくなります。

 

それは、親と子供が違う人間だからです。

 

こんなことは言うまでもないですが、親の考えていることや趣味嗜好と子供のそれは違います。

 

たまに、そこを混同している親や、自分が絶対正しいと考えている親がいるために、スパルタ教育がされるのでしょうが・・・

 

そういう基本的なことをわかっていないと、子供を不幸にしてしまうので注意しましょう。

 

ちなみに、藤崎の子供は、日ごろから自分自身で考えるように促していて、最初から答えを教えないで、「それはどうだろうね。なんでだと思う?」と聞き返すようにしています。

 

そのおかげか、藤崎がつい矛盾したことを言うと、すぐに「それはさっき言ってたことと違うじゃん。」と言い返してきます。

 

昨日も、子供が「パパ―、お菓子食べたい」と言ってきたのですが、藤崎は仕事の書類をチェックしていたこともあって、「今、ご飯食べたところだから、ちゃんと歯磨きしてから食べるんだよ」と言うと、「歯磨きしたらお菓子食べれないじゃん」と言い返してきました。

 

こういう時、「口答えするんじゃない!」と言う親も少なくないでしょう。

 

しかし、藤崎の場合は「よく気付いたね。賢いね。」と褒めました。

 

子育てに関する考え方や知識が違うと、こういった細かいところにも違いが出てくるので、子育てについて学んで良かったなぁと思っています。

 

こういった子供への対応は、正しい知識を持っているだけで、自然にできるようになりますし、さらに言ってしまうと、取るに足らない些細なことでイライラすることもなくなります。

 

子供のことをちゃんとわかっていると、毎日の子育てを楽しめるうえに、子供の能力を効率的に伸ばすことができるので、親も子供も幸せになれるということですね。
 

逆に、正しい知識を持っていない親が育てた子は、能力の面だけでなく、精神面や健康面でも問題を抱えることになり、幸せな人生を送りにくくなるので注意してください。

 

子供の健康面に注意しながら、能力や精神面を正しく伸ばしたい。
 
でも、何から始めていいかわからない方は、藤崎が通っていた親子教室を参考にすると良いかもしれません。

 
今のところ、藤崎の子供は健康で思いやりがあり、子供ながらに空気も読めて、勉強好きに育っていますが、それは以前に通っていた親子教室で得た知識が大きく関係しているからです。

 

まぁ、これからのことは何とも言えませんが、少なくとも今の時点ではうまくいっていますので。

 

>>親も子供も幸せになるための親子教室

 

このように考えると、習いごとをさせるのは、単に習っていることを上達させるためではなく、幸せな人生を送るための1つの手段・能力開発くらいに思っておくのが良いかもしれませんね。

 

大事なことは、習っていることがうまくなるよりも、子供が幸せになることでしょうから。

 

至って根本的で単純なことですが、自分自身が教育熱心だと思い込んでいるパパ・ママほど、陥りやすい間違いなので、注意したいものですね。

 

ではでは。

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