先日、京都へ行ってきました。
藤崎は京都が好きで何度も旅行しているのですが、前回、四条河原町の近くにある新京極を通った時に、梟(ふくろう)のお店を見かけました。
(参考)
>>四条河原町のPALETASでアイスを買った感想&新京極で散策
前回はふと見かけただけだったので、子供連れで入るのをためらったのですが、その後、妻が「やっぱりフクロウのお店に行きたい!来年は鳥年だし、フクロウは縁起がいいしね!」と言い出しました。
梟(ふくろう)は縁起物とされてきた
日本で縁起が良いとされる理由
藤崎は、梟(ふくろう)が縁起物だということは全く知らなかったのですが、調べてみると、どうやら本当のようです。
苦労しないという「不苦労」にかけたり、福がある人という意味で「福郎」「福来郎」という文字にかけられたり、「福籠」と書いて籠(かご)の中に福が集まる様子がイメージされたり、「福老」と表現して幸せに年を重ねるというように、色んな意味で縁起を担がれたようです。
(藤崎にとっては、こういう文字をかけるっていうのは、ダジャレくらいにしか思わないのですが、昔の人はなぜかそういうことをよく気にしますよね…不思議です)
また、梟(ふくろう)は夜行性だということで、夜に家を守ってくれる番人だとされてきたそうですよ。
それと、梟(ふくろう)は首が180度以上まわるのですが、一説によると270度まで回るそうです。
そういうところから、梟(ふくろう)は金運の象徴として、お金に困らないという縁起物だと言われてきました。
よく「借金で首がまわらない」なんて言いますよね。
そういう意味で首がクルクルと回る梟(ふくろう)は、お金に困らない、金運を上げる、などと言われてきました。
ちなみに、梟(ふくろう)の首がよくまわるのは、骨の数が多いからだそうですよ。
ヒトなどの哺乳類は首の骨が7個なのに対して、梟(ふくろう)は倍の14個もあります。
梟(ふくろう)はネズミや小鳥、昆虫などを食べるのですが、そういった獲物を捕まえる時に距離を正確に把握したり、立体的に見るために、人間と同じように顔の正面に2つの目がついているそうです。
なので、その分、梟(ふくろう)は首をクルクルと回してエサを探すんだそうです。
(馬や鹿なんかは、天敵から逃げるために視界を広くとらなければいけないので、顔の横に目がついていますよね)
さらに梟(ふくろう)が面白いのは、耳の高さが違うということなんですよ。
人間は耳の高さが同じところにありますが、梟(ふくろう)は違う高さに耳があるので、音が聞こえるまでの時間差や強さを聞き分けて、音源までの距離や位置を正確に把握できるんだそうです。
首をかしげたり、顔を変な風に動かしたりするのは、音を聞き分けるためなんだそうです。
暗い所で獲物を探す梟(ふくろう)ならではの特徴ですよね。
藤崎は梟(ふくろう)の特徴を今回初めて知って、生き物って本当に面白いなぁと気付きました。
というのも、子供のクリスマスプレゼントとしてあげたものが、ドラえもんの鳥の図鑑だったんですね。
藤崎の子供は勉強熱心で、本をよく読んだり、小学生用のドリルや字を書く練習をするのが好きなので、さらに知的好奇心を刺激しようと思ってドラえもんの鳥図鑑をプレゼントしたんです。
DVDも付いていて、何度も何度も見ているのですが、その中で梟(ふくろう)も出てきて、「大人が見ても面白いなぁ」と思って見ていたんですよね。
藤崎の子供が知的好奇心旺盛で勉強熱心だというのは、親の目から見てだけではないようで、よくママ友やパパ友から「どういう風に子育てしてるんですか?」と聞かれるのですが、楽しんで子育てをしているだけなんですよね。
そういった考え方だったので、親子教育を一体にした幼児教室に通っていたことが功を奏したようです。
ご近所さんには何度も同じ話をするのが面倒なので、「うちの子が勉強熱心なのは、単に勉強が好きだからですよ」と言って終わらせているのですが、本当は勉強を好きにさせるコツがあるんですね。
そういったところに興味をお持ちの方は、参考にされてください。
海外、外国でも縁起物
福を呼んだり、金運を上げると言われているフクロウですが、日本だけでなく外国でも縁起が良いとされているようです。
夜行性だというフクロウの特徴から、暗いところを見通す力があるということで「世間に明るい」、「先見の明がある」と言われているそうです。
そのことから欧米では、フクロウは「英知を象徴する生き物」だとされているそうです。
また、ローマ神話に出てくる、「ミネルヴァ」という女神がいるそうなのですが、ミネルヴァの神殿の中にフクロウがたくさん住んでいて夜に飛んでいたので、「ミネルヴァふくろうは夜に飛び立つ」と歌われて、ミネルヴァの使いになったそうですよ。
ハリーポッターでも「ヘドウィグ」という白フクロウを良き相棒としていますよね。
特に白フクロウは霊的な力を持っていると考えられているので、ハリーポッターでも活躍しているのかもしれません。
なんていったって、ハリーポッターは魔法使いですからね。
ちなみに、京都のふくろうの森にも、全く同じ愛称の「ヘドウィグ」と呼ばれる白フクロウちゃんがいました。
よく笑ってくれて最高に可愛かったですよ。
フクロウの森へ行ってきました
外観・入口
ということで、またもや新京極に帰ってきちゃいました。
「四条河原町」というバス停で降りて1~2分で新京極の入り口に行けます。
この日はクリスマス(12月25日)だったのですが、京都の冬はやっぱり寒いですね。
これからもっと寒くなるのかと思うと、キツイなぁと思いました。
新京極に入って、5分も経たないうちにフクロウの森が見えてきました。
特に個性的な外観なので、ひときわ目立って、街ゆく人も興味津々で見ています。
細い道を入っていくと、奥深い世界へ誘うかのような階段が・・・
受付
この日がクリスマスで、しかも日曜日だったということもあり、受付に行くと、結構な人がいました。
最初に説明を受けなければいけないので、6人くらいで一度に説明を聞くことに。
注意しなければならないのは、こんな感じです。
<注意事項>
フクロウを触る時は、手の裏側で優しくなでる。
なでる所は、フクロウの背中の部分。
(顔の辺りは撫でてはいけない)
大きな音をたててはいけない。
休憩中の札が立っているフクロウや、初心者マークが付いているフクロウは写真撮影は可能だが触れてはいけない。
動画、写真の撮影は良いが、フラッシュはNG。
中でもフラッシュがフクロウの目に良くないようで、特に注意してくださいと言われました。
藤崎のスマホはフラッシュを常にオフにしているので全く大丈夫ですが、自動でフラッシュがたかれたりするものは注意してくださいね。
店内の様子
店内はかなり狭めで、大人同士がすれ違うのが難しいくらいの狭さです。
しかも、木の枝などがところどころにあって、たまに頭にぶつかったので、背の高い人や帽子を被っている人は注意が必要です。
また、フクロウの森は一方通行なので、他のお客さんが後ろで待っていると、なるべくつっかえないようにと、気を遣ってしまうんですね。
「早く見たいよー」と言っている子どもを抱っこしている人がすぐ後ろに待っているのに、気付かぬフリをして、のんびりと談笑したり写真を撮っているおばさんもいましたが。
まぁ、そういう人はどこにでもいるので、腹を立てても仕方がありません。
せっかくの楽しい時間を台無しにされたくないので、そういう人からは離れて気にしないことにしています。
では、どんなフクロウさんを見てきたのか紹介します。
触れ合ったフクロウ
アフリカオオコノハズク
触れ合いを楽しむための注意点も説明を受けましたし、受付もすませたので、早速、フクロウを間近で撮影してみましたが・・・
どうやらいきなり嫌われたようで、そっぽを向かれてしまいました。
受付の近くにいたアフリカオオコノハズクというフクロウさんです。
そっぽを向かれたというか、真後ろを向かれてしまいましたね(笑)
身体は前向きなのに、顔は後ろ向きという、なんともフクロウらしい姿です。
↓↓↓
アフリカオオコノハズクの紹介がされていたので、写真を撮ったのですが、子供に邪魔されてブレてしまったので、画像の下に藤崎が転記しますね。
愛称はマリオちゃんです。
↓↓↓
アフリカオオコノハズク
《英名:White Faced Owl》
鮮やかな赤みがかったオレンジ色の目が際立つ
海外では「白顔フクロウ」と呼ばれているフクロウです。
羽衣に白と黒、そして濃淡の灰色の模様が入っています。
リラックスしている時は羽角を平たくし、ずんぐりと丸い体に見えますが、何かに驚くと、体を細く伸ばし、目を細め、羽角をピンと立てます。
蜘蛛やサソリ、小さな鳥から哺乳類まで、小型の生物なら何でも捕食します。
アフリカ大陸に分布し、広々としたサバンナや有刺灌木地帯に生息しています。SIZE:male (雄) 22cm ~ 24cm
female(雌) 23cm ~ 25cm
アフリカオオコノハズクはオスよりもメスの方が体が大きいんですね。
そうなのかぁ、と思いつつ、次のフクロウへ。
シベリアワシミミズク
ということで、次のフクロウは、「シベリアワシミミズク」というフクロウです。
またもや子どもが体当たりしてきて写真がブレていたようですので、藤崎が紹介文を転載しておきますね。
シベリアワシミミズク
《英名:Western siberian Eagle Owl》
アジア北部のほぼ全域に生息しています。
広い地域に分布するフクロウは亜種が派生しやすく、このシベリアワシミミズクもユーラシアワシミミズクの亜種になります。
非常に体が大きく、淡い色合いをしていて、クリーム色の羽衣と明るい色の目が美しいフクロウです。
他のワシミミズクの仲間同様、他の鳥類や哺乳類を狙う、強力な捕食者です。SIZE:male (雄) 65cm ~ 72cm
female(雌) 70cm ~ 75cm
このように紹介文にも書いてありますが、かなり体が大きかったです。
このシベリアワシミミズクもメスの方が体が大きいので、「もしかしたらフクロウは体が大きいのかなぁ」なんて思いながら、次のフクロウへ。
アナホリフクロウ
次に見たのはアナホリフクロウです。
またもや陰になっている部分があって見にくいので、藤崎が紹介文を下に書いておきます。
アナホリフクロウ
《英名:Burrowing Owl》
愛称:ホーリー
北アメリカと南アメリカに生息しています。
小さな体に不釣り合いなほど長い脚を持っており、他の動物が掘った地中の穴を巣にする、とても変わり者のフクロウです。
群居する傾向にあり、昼間と夕暮れ時に活動します。
愛嬌がある姿で人気がありますが、地域によっては絶滅の危機に瀕しています。数多くの鳴き声をもっており、雄は三音で構成される物悲しい口笛のような響きで鳴きます。
軽快すると乾いたガラガラ音を出します。SIZE:male (雄) 19cm ~ 23cm
female(雌) 20cm ~ 25cm
シロフクロウ
最後に見たのはシロフクロウです。
これは冒頭でもふれましたが、ハリーポッターで登場するフクロウです。
触ってみると羽がフサフサでサッラサラ。
なんとも可愛いフクロウさんでした。
とても愛らしく笑ってくれましたよ。
シロフクロウ(雄)
《英名:Snowy Owl(male)》
愛称:HEDWIG
真っ白な羽衣が特徴のフクロウです。
北極圏全域のツンドラ地帯に繁殖していて、主に昼間活動します。
雄はほぼ全身が白ですが、雌と若鳥には黒い小斑点が入っています。
主にタビネズミを食べますが他の哺乳類や鳥類も捕食します。
「ハリーポッター」でハリーのフクロウとして登場し、一躍有名になった人気のフクロウです。SIZE:male (雄) 53cm ~ 65cm
female(雌) 59cm ~ 66cm
やっぱりメスの方が大きいんですね。
フクロウの世界ではメスの方が体が大きいのが普通みたいですね。
それにしても真っ白で何を考えているのか全く読めないシロフクロウ・・・
霊的な雰囲気を醸し出しているというのも、うなずけます。
触った感じもサラサラですし、飼いたいという方の気持ちも理解できます。
今まではフクロウを飼うなんて発想自体がありませんでしたが、とっても可愛かったです。
終わりに
こんな感じで、初めてのフクロウとの触れ合いは終わりました。
一方通行を逆走して邪魔になる人や、一か所で長時間立ち止まって、なかなか順番を代わってくれない人が少しばかりいましたが、そういったマナー違反をする人たちを除けばとても楽しい時間でした。
そういう人にイライラすると、せっかくの楽しい時間が台無しになるので注意してくださいね。
しかし子どもを連れていくと、どうしても怖がったり楽しんだりしてしまうので、フクロウやお店の方へ迷惑となってしまう可能性があります。
藤崎の子供もはしゃいでしまって店員さんから「フクロウがビックリするので静かにしてください」と言われてしまいました。
あまり小さい子どもを連れていくのは避けた方がいいかもしれないですね。
できれば4歳以上が良いと思います。
入館料も4歳から発生しますからね。
料金表の写真も撮っておいたので、載せておきます。
<京都のフクロウの森の料金表>
藤崎はゆっくり見れませんでしたが、お店の中にはフクロウのグッズも売ってたので、余裕のある方は見てみてください。
藤崎は子供がグスったのでほとんど見れませんでしたが(笑)
なので後日、「フクロウには本当に癒されたなぁ」と思って、フクロウ関連の小物を探していたら、可愛いストラップが見つかりました。
縁起物とか、金運が上がるという話は信じていない藤崎ですが、単純に可愛いので買ってみようか迷い中です(笑)
P.S.
カメラを向けると変な動きをするフクロウの動画がyoutubeにアップされていました。
ムチャクチャ癒されますね(笑)
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