(2017年11月12日 追記)
先日、慶應義塾横浜初等部の一次試験が終わりました。
当日の様子や出された内容を簡単に書いてみたので、良かったら見てみてください。
季節ものの問題がなかったことや、受験者数が去年よりも多いことが今年の特徴と言えるかもしれないですね。
(2017年11月28日 追記)
慶應義塾横浜初等部の学校説明会や試験を受けてみて、初めて気づいたことはたくさんありました。
説明会で仰っていたことと食い違うことや、当初の理念が変わっていることなど、詳しく書いてみましたので、良かったら参考にしてください。
目次
慶應義塾横浜初等部について
藤崎のイメージ
「この学校は行くことがないだろう」
そう思っていた慶應義塾横浜初等部ですが、せっかく小学校受験に挑戦するから、ということで、記念に学校説明会へいってきました。
慶應義塾というと、とにかくお金持ちのおぼっちゃま、お嬢様が通う学校だと思っていた藤崎。
一流の家に住み、一流の服を来て、召使いがいるような家庭の子が通うんじゃないかと思っていました。
そして、「慶應ボーイ」と呼ばれる、イケイケでボンボンな、社会を舐め切ったチャラい若者を育てる学校だと思っていた藤崎。
そんな藤崎のイメージを変える説明会だったので、「慶應なんて、金持ちのイケ好かない奴が通う学校でしょ」と思っている人ほど、この記事は面白いかなぁと思います。
では、いってみましょう。
「大学までの教育費、かなりかかりそうだから心配だな」
そういった方には、以下の記事もおすすめです!
教育費の黄金比率や、収入を上げる方法をお伝えしています。
頑張れば3万円~40万円近くは稼げるようになるので、余裕をもって慶應に通いやすくなります。
お子さんの可能性を広げてあげるためにも、ぜひご覧ください。
>>【主婦必見】教育費の黄金比率=家計の15%はなぜ?ママにおすすめの年収アップ・節約法!
※新しいページで開くので、このページも残ります
慶應義塾とは
最初に、慶應義塾のことを、大雑把に紹介しておきます。
慶應義塾は福沢諭吉という人が、1858年に開いた塾のことです。
福沢諭吉と言えば、1万円に書かれている人物として有名ですよね。
「義塾」という言葉の意味は、義援金で運営される塾のことで、学費を納めなくてよい塾という意味があるそうです。
慶應義塾の大きな目的については、福沢諭吉自身が以下のように語っています。
慶應義塾は単に一所の学塾として自から甘んずるを得ず
其目的は我日本国中に於ける気品の泉源智徳の模範たらんことを期し、之を実際にしては居家処世立国の本旨を明にして、之を口に言ふのみにあらず
躬行実践以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり
難しい言葉なので、誤解をおそれず簡単にまとめると「良い行いをし、社会を引っ張っていこう」という意味です。
また、慶應義塾の方針としては、以下の6つの柱を掲げています。
(こちらも誤解を恐れず、簡単に意味をそえておきます)
1.独立自尊
(家系や生い立ちにとらわれず、どんな人も自分自身の考えをもつと同時に、他人を尊重すること)2.実学の精神
(「実際に役立つことを学ぶ」という意味ではなく、物事の本質や仕組みを理解することが大事、ということ)3.半学半教
(他の人と学んだことを教えあうこと。また、教師は教えることだけに力を費やすのではなく、新たな学びを得ることを軽視してはいけない、ということ)4.社中協力
(1つの組織として協力すること)5.一貫教育
(幼稚舎~大学まで一貫教育が行われ、特に小学校~高校までの各学校は「一貫教育校」と呼ばれている。)6.塾生皆泳
(泳ぐ能力は人として重要な能力であり、泳げないがために自らの命を落としたり、溺れている人を救えないことがないようにという教え)
ちなみに、水泳は脳の力を飛躍的にアップしてくれます。
この点は東大生と一般学生の習い事を比較すれば一目瞭然。
詳しくは以下の記事でお伝えしているので、ぜひあわせてご覧ください。
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慶應義塾横浜初等部の学校説明会
概要
慶應義塾 横浜初等部 の学校説明会は、一言でいうと「スマート」という感じです。
無駄な待ち時間や手続きがなく、これまでで最もストレスフリーな学校説明会でした。
受付から会場に入るまでの流れや、説明会後に学校内の施設見学までの進行は、できるだけ無駄が削ぎ落とされていました。
人が立ち止まってしまい、前に進めなかったり、進行が滞ったりすることは全くありませんでした。
これまでの説明会では、人混みの中をぶつかりながら歩いたり、居心地の悪いところで待たされたりということが、少なからずあったので、慶應義塾横浜初等部の学校説明会は、最も快適だったと言えます。
ちなみに、慶應義塾横浜初等部の学校説明会では、子供を連れてきてはいけないことになっています。
そのため、子供が騒いで説明が聞こえないということはありませんし、行儀の悪いことをした我が子を叱る必要もありません。
子供が周りの人にぶつかってしまわないよう注意する必要もありませんから、それだけでも他の学校と比べると、ストレスなく、説明会に参加できるといって良いでしょう。
説明会での説明や進行は洗練されていると言って良いほどのレベルでしたので、総合的に見ると、さらに他の学校との差は広がるのですが。
教育方針
・核となる2つの方針
慶應義塾横浜初等部の教育方針は、
「個性を大事にしながら、真にゆとりのある教育」
とのことでした。
・個性の尊重
慶應義塾では、自分自身で考え、行動することを重視した教育を大事にしています。
そのため、個性を重んじるとともに、他人を尊重するという考え方で教育にあたっているとのことでした。
その言葉通り、スライドショーや映像などで見る生徒さんの雰囲気は、とても伸び伸びと楽しく学校生活を送っていらっしゃるように見えました。
・真のゆとり教育
また、慶應義塾の方針である、実学の精神にのっとり、物事の本質や仕組みを理解できるよう、ゆっくりと時間をかけて学問を身に付けていくことを大事にしているそうです。
これは、一般的に考えられている「ゆとり教育」とは全くの別物で、勉強時間を減らすことではありません。
むしろ、「勉強時間を増やすことで、ゆっくりと時間をかけて学びを身に付けていく」という方針です。
そのため、勉強のための勉強となってしまう「受験勉強」には一切の時間を割かないうえに、週6日の授業カリキュラムとなっているとのことでした。
こういった考え方は、世間一般の考え方を一線を画したもので、「さすが慶應義塾」といった感じでした。
このサイトをご覧になっている方は、なんとなくわかると思うのですが、藤崎自身もこのような教育方針を持っています。
なので、慶應義塾横浜初等部は、とても魅力的な学校に映りました。
試験について
・塾に通う必要はない
入学試験については、最後の方に少し話されただけでしたので、詳しくはわかりませんでした。
慶応義塾大学初等部の入試部長が今年から変わったようで、新任のオノエ入試部長から、こんなお話がありました。
「今回、部長が代わったから入試問題も変わる」という噂が広まっているようですが、例年の傾向と変わりませんので、根拠のない噂に振り回されないようにしてください。
また、本校では、生徒一人ひとりの個性を大事にしながら育てていきたいと考えています。そのため、お受験塾などで、一番最初に手を上げて答える積極性を重視するかというと、必ずしもそうではありません。
積極的に答えず、他の人が答える様子を見る子は、見方によっては「慎重に行動する子である」と考えることができます。
逆に、一番最初に手を挙げて答える子は、「軽はずみで、落ち着きのない子」と捉えることもできます。
こういった考えから、慶應義塾では、積極的に答える生徒のみに良い評価を下すということはなく、それぞれの個性を尊重した教育を行っていきます。
全くその通りのお話ですよね。
藤崎も似たような考え方をしているので、慶應義塾の考え方には、かなり共感を持てました。
ものの見方というのは、画一的に見てしまうと、偏った見方しかできません。
しかし、思いもよらぬところでメリットやデメリットが生ずるものです。
これまでに見てきた学校やお受験塾では、とにかく「元気が良くて、積極的な言動ができる子」が良しとされている風潮が目立ちました。
藤崎は、そういった考え方に共感できず、なかなか良い志望校を見つけることが難しかったのですが、ここにきて「良い学校に出会えた」と思いました。
「広い視野をもって、柔軟な考え方できる子に育ってほしい」
そう考えている藤崎にとって、慶應義塾は、かなり魅力的な学校に映りました。
幸い、慶應義塾の入試は、神奈川県の多くの学校よりも1ヶ月遅い11月なので、これまでに第一志望としてきた学校との併願にすることにしました。
とは言っても、藤崎家は、勉強第一という教育方針ではなく、まずは人間性を育むことが第一だと考えているので、ガリガリ勉強させてきたわけではありません。
そういった状況から見ると、さすがに慶應義塾に合格するのは難しいと考えており、「記念に受験してみよう」という程度のものですが(笑)
今までに第一志望としてきた学校も、かなり良いと思っているので、どちらかが受かれば良いなぁという感じです。
さらに、オノエ入試部長はこんなことも仰っていました。
うちは個性を大事にしているので、入学試験のために塾へ通う必要はありません。
色んな子がいていいんです。
また、保護者様が慶應義塾の出身であるかどうかは、全く試験に影響しないので、付け加えておきます。
このあたりについては、少し疑問に思うこともありました。
というのも、いくら「塾に通う必要はない」と言っても、お受験塾に通っている子と、そうでない子の出来は明白に出ると思います。
慶應義塾に特化した専門コースや特訓のための合宿までもが用意されているお受験塾に通った子と、全く通わずに自宅で勉強をした子を見分けて、後者を合格にするということが、どれだけの確率であるかということに疑問を持ちます。
冒頭の話では、「部長が変わっても、過去の試験傾向を変えるつもりはない」というお話があったように、慶應義塾の入試をクリアするには、過去の問題に対応できるようにしておかなければいけないということです。
そして、「過去の問題は、塾に通わなければ傾向をつかむことが難しい」ということも事実です。
なので、「なんだかんだ言っても、お受験塾に通わないと合格できないんじゃないの?」というのが正直な感想です。
林修先生も、「東大卒でも、その他でも、収入に大差ない」と発言。
この点については、以下の記事で詳しくお伝えしているので、良かったら参考になさってくださいね。
テレビで放送された内容をわかりやすくまとめた記事です。
学歴こそが大事と感じている人はこちら
東大卒でも他でも結局収入は同じ?TV「林先生が驚く初耳学」で放送の衝撃の事実とは! 林修さんや慶應義塾大学准教授・教育経済学者の中室牧子先生がテレビで仰っていた内容です。能力を高めるために勉強することが大切です。有名校に入るために勉強することが大事なわけではないので注意してください。 |
なお、収入をアップさせたい場合には、稼ぐスキルを磨くことが重要です。
この点については、以下の記事で解説しています。
学力も大事ですが、どうせなら一緒に稼ぐスキルを磨いておくと、大人になった時に超役立ちます。
・保護者面接がない
慶應義塾横浜初等部の大きな特徴は、「入学試験に保護者面接がない」ということです。
そのため、学校側としては、書類と子ども自身を見て判断するしかありません。
無駄を削ぎ落した学校説明会から推測すると、入学試験においても、無駄を省いてスマートなやり方を採用していると思われます。
しかし、実際に保護者と話をせずに、その過程の教育方針を判断できるのか、という疑念も拭えません。
確かに入学願書には、各家庭の教育方針を記載する項目がありますが、上辺だけの文章を書くことは、そう難しくありません。
また、「子供を見ればわかると考えているにしても、良い所も悪い所も含めた親の性質がしっかりと見えるわけではないだろう」と思ってしまいます。
保護者面接を実施すると、多大な時間と労力がかかるので、効率を重視した結果であるということは、簡単に予想がつきます。
しかし学校としては、今後、大学まで通う生徒を入学させる重要な試験です。
そう考えると、しっかりと面接をして、できるだけ各家庭の情報を集めておくことが得策だと考えるのは、藤崎だけではないと思うのですが。
大変なモンスターペアレンツが入ってくると、かなりの時間と労力を割きますからね。
まぁ、そのあたりの対策もしっかりと用意したうえで、こういった入試を実施しているということは、まず間違いないのですが・・・
素人目に判断すると、どうしても保護者面接は必要だと思ってしまうということです。
ちなみに試験問題を詳しく知りたい方は、理英会の「そっくり問題集」が秀逸ですよ。
毎年、受験した塾生に、どんな問題が出たかを聞いていらっしゃいますから。
受験が終わったら、その足で理英会に出題問題を伝えにいくご家庭も多いので、かなり信頼できる問題集になっています。
・保護者が慶應出身者かどうかは関係ない
ちなみに、「保護者が慶應義塾の出身かどうかは、全く考慮しない」という点についても、全面的に信用できるとは考えていません。
全く同じ点数の子どもが2人いて、片方の保護者が慶應義塾の出身者で、片方がそうでない場合、前者が合格するでしょう。
これは人間心理として当然のことで、少しでも身近な方に親近感や安心感を感じるからで、悪意のあるものではありませんが。
なので、藤崎としては「一応、基本スタンスとしては慶應義塾の出身かどうか判断していない」という程度のものとしか受け取っていません。
そして、最後にはこんなことも仰っていました。
なお、慶應義塾に通われるお子様は、一般的に言えば「富裕層」であることに間違いはないと思いますが、その実、むやみに華美なものを良しとしません。
基本的には、質素倹約を精神としていますので、教育環境などは整えますが、無駄な贅沢をしないように心がけていますので、そのあたりはご了承ください。
どこまで本当なのかはわかりませんが、こういった考え方は良いですよね。
タクシーで校門前まで乗りつけてきた保護者さんのような方は、慶應義塾大学初等部の考えに沿わないようです。
ちなみに、「慶應義塾の小学校には幼稚舎もあるのですが、横浜初等部とは理念が同じであるものの、やり方に違いがあります。例えば、幼稚舎は担任の先生が6年間クラス替えはありませんが、初等部では2年ごとにクラス替えと担任の交代をします。また3年生からは教科担任制を導入し、国語、社会、算数などでも専科制になります。ですから、見る人にとっては、似ていると思う人もいるでしょうし、全く違うと感じる人もいるでしょう。」とのお話がオノエ入試部長からありました。
慶應義塾幼稚舎は「明らかな富裕層のみしか入れない」との噂がありますので、質素倹約を重視していないのかもしれませんね。
この話も、どの程度信頼できるものなのかは不明ですが。
ちなみに、「もう少しお金に余裕があれば慶應も志望校に入れられるのに・・・」という方にはこちらの記事もオススメです。
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参加者(他の保護者)など
藤崎は、学校の説明会に行った際、他の保護者の質についても、かなり注意しています。
親の育て方や、子供への接し方が、その子の性格に大きく影響するので、同級生の質は藤崎の子供の質に大きく関わってきます。
平然と歩きタバコをしながら、子供に怒鳴るような保護者と同じ学校には通わせたくありません。
逆に、人間的に尊敬できる保護者が育てる子供とは、是非とも同じ学校に通わせたいと思います。
これは、「勉強ができる」とか「仕事ができる」という話ではなく、性格や人格的なものです。
なので、慶應義塾横浜初等部の説明会に参加する保護者さんのことも、注意深く見てきました。
・外見のみの印象
慶應義塾横浜初等部 の学校説明会に参加された保護者さんと話すことはなかったので、外見のみで勝手に抱いたイメージを記しておきます。
パパさんは基本的に「やり手」、「仕事ができそう」、「堂々としている(偉そう)」といった感じの方が多かったです。
ママは「厳しそう」、「プライドが高そう」といった方が多かったです。
先生とのちょっとしたやりとりや、夫婦の会話が少し聞こえたのですが、細かいことにもクレームをつけてきそうな、厳しそうな方がチラホラいらっしゃいました。
まぁ、そういう保護者さん達が本当にクレームをつけるかどうかはわかりませんが、これは悪いことばかりではありません。
というのも、細かいことに気がつくということは、それだけ質の高いものが求められるということです。
今回の件でいうと、教育の質、環境の質、先生の質など、小学校生活に関わる様々なことについて、細かいところまで要求されるのですから、学校としては大変でしょう。
一方、保護者側の立場から見ても、意識の高い人達が多いと、子供同士の遊びやコミュニケーション1つにも気をつけなければいけません。
友達から何かをもらった時には、お返しに気を使わないといけないでしょうし、トラブルや問題が生じた際には、もっと神経をすり減らすことになるでしょう。
毎日の挨拶1つでも、気を使わないといけないでしょうね。
そういった所は、公立の学校はおろか、その他のゆるい私立小学校とも、趣が異なってくるでしょう。
・年齢層
慶應義塾横浜初等部 の学校説明会に来ていた保護者さんは、他の学校の保護者さんよりも、明らかに年齢層が高かったです。
特に男性の年齢層が高くて、一回りも二回りも世代が違う感じがします。
なので、下手をするとパパというよりもおじいちゃんに見えるという方もチラホラいらっしゃいました。
男性に比べると、女性の年齢層は低いですが、それでも他の学校の説明会と比べると、少し高いと思います。
慶應義塾横浜初等部 ということなので、やはり富裕層が多いようで、身なりがビシッと決まっている人が多かったです。
富裕層が多いということが、他の学校の説明会より、年齢層が高い一因になっているようですね。
まぁ普通は、ある程度の年齢にならないと、それなりに収入も得られませんよね。
しかもお金持ちの方が若い奥さんと結婚しやすいでしょうから、そういう構図になっているのでしょう。
ちなみに、慶應義塾大学初等部の説明会に参加された方の年齢層は、大雑把に見てこんな感じです。
<男性>
30代:10%
40代:70%
50代:15%
50代: 5%<女性>
30代:30%
40代:70%(外見だけで判断したところ、男女とも、記載した年代以外の保護者はいないように見受けられました)
・保護者の目立った行動
さすがに、学校説明会ではボロは出さないと思いますが、他の保護者の人間性を知っておきたいので、注意深く見ていた藤崎。
すると、意外にも大胆な行動をとる保護者が。
その行動とは、「正門前へのタクシーのべたづけ」です。
確かに、下の画像のとおり、学校説明会の案内には「自家用車の入構はできません。公共交通機関をご利用ください」と記載されていましたので、タクシーは良しとされていますが・・・
あまりにもあからさま過ぎて、藤崎としては、子供が通う学校の保護者にこういう人がいると嫌だなぁと思ってしまいます。
堂々と正門前にタクシーを停めて降りる姿は、自信満々な感じで、いかにも「うちは金持ちで、タクシーもバンバン使うぜ」と言っているようでしたので(笑)
他の保護者さんも、目を見張る方がいらっしゃいました。
学校説明会では品の良さそうな素振りを見せていたママさんなのですが、説明会が終わった途端に、最寄りのセブンイレブンで、かったるそうにタバコを吸っている所も見てしまいました。
その姿は、「やっとうざったい説明会が終わったぜ。プハー(煙草)」といった感じです。
こういう保護者さんも、同じ学校にいると嫌ですよね。
子供に悪い影響が出る事は間違いないので、それが周りの子にも伝染していきそうですから。
ちなみにこのママさんは説明会で目立っていたことから、藤崎が帰り道で気づきました。
髪の色が明るくて、パーマがきつく、白を基調としたふくそうだったので、目立っていたのですが・・・
「よく人を見た目で判断するのは良くないとは言うものの、やはり見た目は、ある程度、中身を判断する基準になるなぁ」と、改めて学んだ藤崎でした。
そしてそして。
他にも1人、短パンで来ているパパもいました。
「慶應義塾大学初等部の説明会でも、こういう人がいるんだなぁ」と驚いた藤崎です。
ただ、こういった人たちは全体から見ると、5%にも満たない少数派ですが。
残りの95%の人達は、お受験用の服装で来ていらっしゃったので、そこは誤解のないように付け加えておきます。
また、スーツで来ているパパのうち、3割くらいはジャケットを着ていらっしゃいました。
さらに、パパさん全員から見て、10%くらいの方がネクタイをしてきていました。
そういう所を見ると、きっちりとしている人とそうでない人の差が激しいんでしょうね。
なので、こんな感じで行動が目立った保護者がいる家庭は不合格になるのでしょうが…
ただ、慶應義塾横浜初等部は、保護者面接がないので、そういった質の悪い家庭がしっかりと落とされるのかどうか不安な面は多々あります。
学校側は、書類と子どもを見て判断するしかないので、慶應義塾の教育方針にそぐわない家庭が通うことになる可能性もゼロではありません。
藤崎はとしては、「慶應」というネームブランドに吸い寄せられて、教育方針の合わない家庭が同級生の中に紛れ込んでしまうと怖いと感じています。
今後の長い学校生活での付き合いを考えると、悪い影響をたくさん受けそうですからね。
まぁ、藤崎の子どもが合格するとは限りませんが(笑)
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学校内の施設見学
説明会が終わると、そのまま施設見学が始まりました。
500人はゆうに超える参加者さんを、スムーズに誘導して、まさに滞りなく見学させてくださったことには「さすが!」と感じずにはいられません。
こういったところも、藤崎が「洗練された学校説明会だ」と思った所以ですね。
ちなみに学校内は基本的にシンプルな作りで、コンクリートの打ちっぱなしのようなところもありました。
これは言うまでもなく、あえてそういった作りにしてあるだけで、手抜きといったものではありません。
藤崎が一番良いと思ったのは、図書室でした。
図書室というにはイメージが全然違う空間で、かなり解放感のある広い場所に、悠々と本や、読書のためのスペースが確保されている感じです。
靴を脱いでくつろげる場所もあり、かなり居心地が良さそうな図書室でしたよ。
また、「福沢諭吉ミュージアム」という部屋があったことも印象的でした。
(慶應義塾の創立者は福沢諭吉です)
正直、藤崎は福沢諭吉について、「1万円札の人」くらいしか知らず、全く興味もなかったので、「福沢諭吉ミュージアム」を作ろうと思ったこと自体が、とても面白いと思いました。
1万円札の顔になる方ということもあり、よほどすごい人なのでしょうけど、まさかミュージアムを作るとは・・・
こういう所からも、慶應義塾のぶれることがないポリシーが垣間見られていいですよね。
流行や周りの風潮に左右されず、自分なりの考えを貫く姿勢が感じられます。
ちなみに、学校見学は、前の人についていって、順番に流れるように見学していきました。
そして、その流れは、そのまま外につながっていくものだったので、帰りにまた集まって「終わりの言葉」を聞いたりすることもなく解散しました。
本当に効率的でスマートですよね。
「もうちょっとお金に余裕があれば、子どもの能力を引き出してあげられるのに…」
「大学までの教育費を考えると、今はお金を貯めないと」そういった方には、以下の記事もおすすめです!
教育費の黄金比率や子どもにかかる教育費(総務省統計)、教育費を増やすコツをまとめた記事です。
教育費の黄金比率=家計の15%はなぜ?ママにおすすめの年収アップ・節約法!
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まとめ
こんな感じで、慶應義塾横浜初等部の説明会は終わりました。
実際に行ってみると、これまでの勝手なイメージとは随分と違って、良い学校だなぁと思いました。
やっぱり思い込みやイメージで決めつけてしまうのは良くないですね。
それでは、最後に慶應義塾横浜初等部の説明会についてまとめてみます。
<慶應義塾横浜初等部の見学会のまとめ>
・個性を大事した教育をしている。
・真のゆとり教育を実践している。(週6日制)
・質素倹約を主としている。
・お受験塾に通う必要はない。
(建前だけの可能性が高い)・保護者面接がない。
・保護者は年齢層が高く、総じて他の学校よりも、しっかりした人が多い。
・説明会に参加していたのは、しっかりとした保護者だけではない。
こんな感じですね。
この辺の記事も良かったら参考にどうぞ。
(参考)
>>慶應義塾横浜初等部を受験して気付いたこと~合格する家庭など
>>慶應義塾横浜初等部の一次試験が終わりました~出題内容など
>>玉川学園小学校の説明会に行った感想や魅力的に感じなかった理由など
>>洗足小学校の説明会にいってきました
>>日本大学藤沢小学校の学校説明会に行った感想、体験記など
お受験はお金がかかるので、「もう少し余裕が欲しい」という方はこちらも参考にしてください。
>>【プロが分析】主婦におすすめ仕事ランキングTOP22!将来求められる「人気が出る職種」は?
>>【TV動画】FX初心者の子育て主婦が月収●万円稼ぐ手法!失敗&儲かる実例!株より少額でコツコツ貯めよう!
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(2017年11月12日 追記)
最近、慶應義塾横浜初等部の試験対策をしているのですが、過去の問題傾向を知るたびに興味が薄れてきました。
入試説明会で言っていることと、過去問の内容が合っていないと感じるからです。
入試説明会では、「必ずしも塾に通う必要はなく、バランス良く問題が解けていれば大丈夫です」と言っていました。
しかし、過去の例を見ると、塾に通わずに解くのはかなり難しい問題です。
解答時間も、かなり少ないですしね。
塾に通わない場合、膨大な量の情報を調べて問題の傾向を把握し、そこから必死に勉強しないと、「バランス良く解く」のは至難の技です。
ハッキリ言うと、塾に通わずにそれなりの点数をとるなんて無理です。
塾に通っていない子なら、2問正解すれば上出来です。
なので、説明会で話されていたことは、土台無理な話ということです。
このように、言っていることとやっていることが違う場合は注意が必要しなければいけません。
考えていることは行動に現れやすいので、「塾に通う必要がない」と言っているのは、上辺だけの可能性が高いということですね。
今回、藤崎が慶應義塾横浜初等部を受験しようと思ったのは、入試説明会で言っていることが論理的で、説明会の進行が非常に効率的だったからです。
参加者のことを考えて運営されていることと感じましたし、物事の根本的な仕組みを理解し、知的好奇心を刺激することで、楽しく学べるように教育してくれると思ったからです。
なので、「お金持ちのイケ好かない人の集まりではなく、しっかりと子供の将来を考えて、効率的な学びを提供してくれそうだな」と思ったので受験しようと考えたわけです。
それなのに、入学試験でこれだけのレベルが求められるとガッカリですね。
「やっぱりお金をかけて塾通いしただけではなく、学力重視、人間性軽視の学校なのか」と思ってしまいますからね。
まぁ、そのあたりの真偽を確認するために受験したという動機も大きいですが。
なので、第一志望を別の学校にしてるんですね、藤崎は。
慶應義塾横浜初等部の学校説明会で聞いた内容が本当なら、藤崎の子供は8割以上の確率で受かるでしょう。
これで不合格なら、慶應義塾横浜初等部の説明会で行っていたことは、上辺だけだとわかります。
しかし、もし説明会で言っていたことが本当で、藤崎の子が受かってしまったなら・・・
それはそれで慶應義塾横浜初等部に魅力を感じるでしょうから、迷うかもしれませんが(笑)
まぁ藤崎の予想では、あっさりと不合格になると読んでいますし、もうすぐ結果が出るので、こんなことを考えることはないんですけどね。
なんだかんだで、明日が慶應義塾横浜初等部の第一次試験日なので、またその後のお話についても、詳しく報告しようと思います。
(参考)
少しでも合格率を上げたい方は、実践に近い問題をたくさん解くことが肝要です。
この問題集は、実際に受験をした子供達から膨大な出題データをとっているので、かなり信頼できるものになっています。
パンフレットの全ページ画像
最後に入試パンフレットの画像を載せておきますね。
今回の記事もお役に立てましたら幸いです。
ではでは。学歴こそが大事と感じている人はこちら
東大卒でも他でも結局収入は同じ?TV「林先生が驚く初耳学」で放送の衝撃の事実とは!
林修さんや慶應義塾大学准教授・教育経済学者の中室牧子先生がテレビで仰っていた内容です。能力を高めるために勉強することが大切です。有名校に入るために勉強することが大事なわけではないので注意してください。
「子どもの能力を飛躍的にアップできる習い事って?」という方への記事
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