神社のあくどい嘘に騙されないで
グッズ販売の売り文句
先日、食器を洗いながら、なんとなくテレビを見ていた藤崎。
ビートたけしさんの番組「たけしのニッポンのミカタ!」で、信じられない光景を目の当たりにしました。
「冬なのに・・・アツい現場に密着」という内容で人気スポットなどが紹介されていました。
すっごく大きなカキフライを、限定50食で食べれるお店を見て「今度行きたいなー」なんて思っていたのも束の間。
湯島天満宮の木鷽というグッズを買うために、平日の早朝から、長蛇の列ができているという内容が流れました。
番組スタッフの方が、行列に並んでいる人に「なぜ並んでいるんですか?」と質問したところ、こんな答えが返ってきました。
「ついた嘘を帳消しにするため」
「自分の中の罪悪感が取れていく気がするから」
「この前、友達に、今お金持ってないんだって言って、おごってもらったから、それを無しにしてもらいたくて」
「授業をサボってお酒を飲んでいたことを親に嘘をついていたことを清めてほしい」
・・・そうなんです。
湯島天満宮が販売している「木鷽(きうそ)」という商品。
「ついた嘘を木ウソに託して、1年間を幸せに過ごす」という売り文句で、セールスをしていたんです。
これを「鷽替え神事」というそうです。
毎年、1月25日だけ、1万体のみを限定販売するという、煽りセールスで売上を出しているそうなんですね。
サイズは2種類あって、小さい木は500円、大きい方は700円だそうです。
軽くネットで調べたところ、この木鷽は「ついた嘘を取り(鳥)除いて、幸運を引き寄せる」と言われているんだとか。
・・・ホント、くだらないですよね。
こんなオヤジギャグ、1つも笑えません。
それなのに、そんなギャグを間に受けて、平日の寒い早朝から、行列に並ぶなんて、信じられません。
1番最初に来た人は、この寒い中、6時50分から並んでいたそうですよ。
もし、藤崎の嫁が「これ、いいじゃん!私たちも並ぼうよ!」なんて言おうものなら、きっと藤崎はこう言うでしょう。
「正気か?」と(笑)
悪徳商法の手法を利用している
藤崎なら、こんなもの、タダでも欲しくありません。
ソッコーでゴミ箱行きですから(笑)
100歩譲って、「インテリアとして」と考えても、こんなデザイン性に乏しいものを置くセンスは持ち合わせていません。
どう考えても、すぐさまゴミと化してしまいます。
このブログの読者さんは、思慮深い方が多いので大丈夫だと思うのですが、こんな悪徳商法に騙されないでくださいね。
こんな木片を買っても、嘘が帳消しになるなんてあり得ませんから。
しかも、「ついた嘘を木ウソに託して、1年間を幸せに過ごす」という売り文句があざといですよね。
「1年しか効果がない」ということで、毎年買いに来る人がいるそうですが、そういった悪徳商法のやり方を取り入れている点にも神経を疑います。
「毎年、売りつけてやろう」という魂胆が丸見えですからね。(笑)
「嘘の売り文句」
「販売日の限定」
「販売数の限定」
「効果期間の限定」
こんな風に、神社がやる事とは到底思えない、悪徳商法の手法を真似ています。
まぁ、大抵の宗教は嘘を並べてお金を取ろうとするんですけどね。
だから藤崎は宗教が嫌いなのですが。
「悪いこと」とは何なのか?
そもそも、嘘が悪いことだとは限りませんからね。
人間だったら、嘘をついて当然です。
「悪い嘘をついた」と思うのなら、今後、同じことを繰り返さないよう、心を入れかえるべきです。
それをこんな木片1つで帳消しにしよう、なんて心構えが腐っています。
ちなみに、知人から頼まれた分を含めて、「28500円分の木ウソを買った」という強者もいらっしゃいました。
「だからあんた達はいつまで経ってもダメなんだよ」って感じです。
お金と時間を無駄使いする人の多くは、豊かな人生を送れませんから。
ちなみに、VTRを見ていた出演者の人も、
「めっちゃ嘘ついてるやん」(陣内智則さん)
「一気に悪い行列に見えてきた」(八嶋智人さん)
などと仰っていました。
最後のまとめで流れたナレーション の「年に一度の大行列。それは、小さな嘘をなかったことにしたいと思う正直者の集まりでした」に対しては、
「そういう見方なんだ・・・」(市川紗椰さん)
という声もあがっていました。
確かに、こう考えるのが普通ですよね。
どう考えても、このまとめ方には無理があります。
それにしても、宗教系のビジネスは、嘘が許されるからいいですよね。
ガリレオの宗教裁判でも、正しいことを言っているガリレオが有罪とされましたからね。
正論を言って犯罪者扱いされたら、たまりませんよね。
これまでに自分達が言ってきたことが間違っているという内容に腹を立てて、真実を教えてあげようとしている人を有罪にしてしまう。
「なんて愚かなのか」と思わずにはいられません。
しかも、ローマ教皇がガリレオの宗教裁判で有罪としてことが間違いだったと認めてガリレオに謝罪したのは1992年ですからね。
ガリレオが死んでから350年も経っています。
科学の技術が進歩して、世界中の人が「ガリレオの言っていた地動説が正しかった」と知っているのにも関わらず、こんなにも謝罪が遅いとは・・・
キリスト教だけではないですが、宗教の愚かさには、いつも驚かされます。
今回放送された、木のかけらを販売する湯島天満宮の低俗さにしてもそうですが、本当に呆れますよね。
神社が神聖だと言うのなら、そんな大嘘ついて商売したらダメでしょ(笑)
多くの企業が、研究や開発、営業に汗水をたらして必死に仕事をしているということを考えると、「オヤジギャグを利用して木を売りつける」なんて本当にひどい話です。
しかも、「お守り」や「お札」、「おみくじ」などは、なぜか収益目的と判断されず、非課税とみなされることが多いです。
今回の木鷽も、お守りの類でしょうから、おそらく税金はかからないでしょう。
歴史から学べない人たち
学生時代、「1500年頃、キリスト教が免罪符というお札を売って荒稼ぎした」、っていう内容を学びましたが、それと全く同じですよね。
(異なるのは時代くらいでしょうか。
現代は2018年で、1500年に免罪符が売られていた頃から、500年ほどの時間が経過していますから。
行列に並んでいる人たちは、歴史から学ぶことができなかったようですね。)
免罪符を買わなければ罪が免除されないなら、免罪符を買えない貧乏人はどうなるんですかね?
「神様は金持ちに優しく、貧乏人は容赦無く見捨てる」ということになりますよね。
そもそも「罪」って何なのか?
その定義すらも曖昧です。
戦争の時には、敵をたくさん殺した殺人鬼ほど称えられます。
しかし逆に、平和な時代に大量殺人をすると、死刑です。
時代によって真逆になる価値観を持ち合わせていながら、「罪」という、あやふやで不明確な概念で人々に恐怖や不安を与え、木のかけらを売りつける。
これを「罪」とは呼ばないのでしょうか?
このブログの読者さんは、この機会に、もう一度、「自分自身で考える力はあるのか?」と自問していただければ幸いです。
(メルマガの読者さんは、本当に思慮深い方が多いので心配はないと思います。しかし念のため、藤崎と同じ様に、こういった内容を見て、「人の振り見て我が振り直せ」という風に気を付けていただければと思います。)
こういった内容のテレビを見て、非常に気分が悪くなった藤崎です。
しかし、こんな負のエネルギーだからこそ、皆さんのために有益になればと思って、今回の記事を書きました。
なので、少しでも役に立てればと思います。
ではでは。
P.S.
ちなみに、冒頭でお話したカキフライのお店は、東京都の人形町にある「三友」というお店です。
メニューはカキフライ定食のみという、潔いスタイル。
牡蠣が2個入っている定食は1080円で、牡蠣が3個入っている定食は1400円です。
三友のカキフライは、6個の牡蠣を1つにまとめて揚げているので、この値段なら安いですよね。
ちなみに、普通のカキフライと三友のカキフライの大きさを比べると、こんな感じです。
タイミング良く、近くに立ち寄った方は、行ってみてはどうでしょうか。
・無料メルマガ登録フォーム
新着情報や、ブログでは書いていない深い情報をお届けする無料のメルマガです。
ゆる~くやってますので、気軽に登録してみてください。
登録解除も簡単です。
(ブログには書けないような裏情報も、たくさん書いています。)
・この記事もおもしろいかもしれません
>>E203NA-232(新品ノートPC)を実質10000円で買った方法
>>コスパ最強!E203NA-232を使った感想や欠点をレビュー
>>面接で人間性こそ重要である理由~想定外の状況こそチャンスになる
>>慶應義塾横浜初等部を受験して気付いたこと~合格する家庭など