XMLサイトマップのやり方・送信手順とは？ドライバー派遣会社向けにSEO内部対策を解説XMLサイトマップのやり方・送信手順とは？ドライバー派遣会社向けにSEO内部対策を解説

「急募のドライバー求人を公開したのに、いつまで経っても検索結果に出てこない…」「求職者が会社名で検索しても、自社の求人ページが見つからないと言われた…」

もし貴社がこのような機会損失を感じているなら、それは「サイトの地図（XMLサイトマップ）」がGoogleに正しく渡っていないことが原因かもしれません。

ドライバー派遣の採用活動はスピード勝負です。求人を公開したその日に検索エンジンに認識させ、求職者に届けるためには、適切なSEO内部対策が不可欠です。

本記事では、月収110万円超の実績を持つWebマーケティングのプロである藤崎が、ドライバー派遣会社が必ず設定すべき「XMLサイトマップ」の基礎知識から、自動作成ツールを使った具体的なやり方、Googleへの送信手順までを徹底解説します。

本記事を読むメリット

Googleに求人を「最短」で見つけてもらうための仕組み（XMLサイトマップ）がわかる。
手動ではなく「自動」でサイトマップを作り続ける、効率的な運用方法がわかる。
Search Consoleへの送信手順など、今日からできる具体的なSEO内部対策が実践できる。

逆に、この対策を後回しにしていると、せっかくの新着求人がいつまでも検索結果に表示されず、その間に競合他社へ応募が流れてしまう「機会損失」を出し続けることになります。
求人を公開した瞬間にGoogleに通知し、採用スピードを加速させるための「攻めのSEO内部対策」を、この記事でマスターしましょう。

📧 お問い合わせ先：

yu@ufu3.com

※毎月先着3社限定で、無料のSEO簡易診断を実施中です。以下の件名・本文をコピペしてお送りください。

件名：「ドライバー派遣のSEO対策について」

本文：「●●について、ちょっと聞きたいです」

※上記だけ送ってもらえれば、状況にあわせた情報提供ができるよう、お返事いたします。

【詳しいサポート内容はこちら】

なお藤崎のドライバー派遣会社様へのサポート内容については、以下のページに記載しています。

────────

【ドライバー派遣採用マーケティング支援LP】

ドライバー派遣SEO・採用マーケ支援

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1 XMLサイトマップとは？ドライバー派遣会社のSEO内部対策に必須な理由
2 ドライバー派遣会社におすすめのXMLサイトマップ作成方法とやり方【自動化】
3 作成したXMLサイトマップをGoogleに送信・登録するSEO内部対策の手順
- 3.1 GoogleサーチコンソールにXMLサイトマップのURLを送信する
- 3.2 robots.txtにも記述して検索エンジンのクロールを促進する
4 ドライバー派遣会社がXMLサイトマップ運用で注意すべきポイント
- 4.1 SEO内部対策としてインデックス不要なページ（noindex）は除外する
- 4.2 求人案件が多く50,000URLを超える場合はファイルを分割する
5 まとめ：XMLサイトマップによるSEO内部対策でドライバー派遣会社の採用を加速
- 5.1 技術的な設定に不安がある方へ

XMLサイトマップとは？ドライバー派遣会社のSEO内部対策に必須な理由

XMLサイトマップとは、ドライバー派遣会社が求人ページを検索エンジン（Google）に正しく認識させるために必須のSEO内部対策であり、サイト内の全ページURLを記述した「住所録ファイル（sitemap.xml）」のことです。

以下が、本セクションで解説する内容です。

SEO内部対策の第一歩：XMLサイトマップはクローラーへの「招待状」
ドライバー派遣の「急募求人」を即時インデックスさせる
案件数が多いドライバー派遣サイトでの「巡回漏れ」を防ぐ

これらを理解することで、求人公開から検索表示までのタイムラグを最小化し、「急募なのに応募が来ない」という機会損失をゼロにする仕組みを作ることができます。順に見ていきましょう。

SEO内部対策の第一歩：XMLサイトマップはクローラーへの「招待状」

具体的には、XMLサイトマップは検索エンジンのロボット（クローラー）に対して、「私のサイトにはこんなページがあります、ここを巡回してください」と伝えるための「招待状」の役割を果たします。

人間が見るための「サイトマップページ（HTML）」とは異なり、XMLサイトマップは「検索エンジンのため」だけに存在します。Googleの公式ドキュメントでも、その役割は明確に定義されています。

サイトマップについて

サイトマップとは、サイト上のページや動画などのファイルについての情報や、各ファイルの関係を伝えるファイルです。Google などの検索エンジンは、このファイルを読み込んで、より効率的にサイトをクロールします。

出典：サイトマップについて | Google 検索セントラル

【2種類のサイトマップの違い】

項目	XMLサイトマップ	HTMLサイトマップ
対象	検索エンジン（ロボット）	サイト訪問者（人間）
目的	ページの存在を通知し、クロールを促す	目的のページを探しやすくする
SEO効果	直接的（インデックス促進）	間接的（ユーザビリティ向上）
形式	sitemap.xml（ファイル）	Webページ

ドライバー派遣の「急募求人」を即時インデックスさせる

ドライバー派遣においてXMLサイトマップが必須な最大の理由は、求人情報の「鮮度」が採用の成否に直結するからです。

通常、クローラーはリンクを辿ってサイト内を巡回しますが、新しいページを見つけるまでには数日から数週間かかることもあります。「急募！入社祝い金あり」といった魅力的な求人を出しても、検索結果に出る（インデックスされる）のが1週間後では、他社に求職者を奪われてしまいます。

XMLサイトマップを送信することで、Googleに更新を即座に通知でき、最短で公開当日に検索結果へ表示させることが可能になります。

【サイトマップ有無によるインデックス速度の違い】

状態	Googleへの通知	インデックスまでの期間（目安）	リスク
あり	能動的に通知	数時間〜数日	なし（機会損失を防げる）
なし	受動的（来るのを待つ）	数日〜数週間	大（急募期間が終わってしまう）

案件数が多いドライバー派遣サイトでの「巡回漏れ」を防ぐ

また、求人案件数が多く、ページ階層が深くなりがちなドライバー派遣サイトでは、クローラーが全ページに到達できない「巡回漏れ」のリスクがあるためです。

ドライバー派遣会社のサイトは、「エリア × 車種 × こだわり条件」などの掛け合わせで、ページ数が数千〜数万ページに膨らむ傾向があります。トップページから遠い「深い階層」にある求人は、クローラーに見つけてもらえず、永遠に検索結果に出ない可能性があります。

サイトマップが必要なケース

サイトのサイズが大きい。その結果、Googlebot が新規のページの一部を検出できない可能性が高くなります。
サイトが新しく、外部からのリンクが少ない。

出典：サイトマップについて | Google 検索セントラル

XMLサイトマップがあれば、どんなに深い階層にあるページでも「ここに重要なページがある」とGoogleに直接リストを渡せるため、すべての求人案件を漏れなくSEOの集客戦力にすることができます。

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なお藤崎のドライバー派遣会社様へのサポート内容については、以下のページに記載しています。

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【ドライバー派遣採用マーケティング支援LP】

ドライバー派遣SEO・採用マーケ支援

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ドライバー派遣会社におすすめのXMLサイトマップ作成方法とやり方【自動化】

XMLサイトマップの作成方法は、貴社の採用サイトが「どのシステム（CMS）で作られているか」によって異なります。

しかし、共通して目指すべきゴールは「求人を公開したら、自動でサイトマップも更新される状態」を作ることです。手動更新では、忙しい採用業務の中で必ず漏れが発生し、せっかくの求人がGoogleに届かないリスクがあるからです。

【サイトタイプ別：推奨される作成方法】

サイトのタイプ	推奨ツール・方法	難易度
WordPress	プラグイン（XML Sitemap Generator for Google）	低（推奨）
静的HTML / 小規模	オンラインツール（sitemap.xml Editorなど）	中（手動）
独自システム / 大規模	エンジニアによる「自動生成機能」の実装	高（開発）

【推奨】WordPress運用の派遣サイトなら「XML Sitemap Generator for Google」

もし貴社のサイトがWordPressで構築されているなら、話は非常に簡単です。

定番プラグインである「XML Sitemap Generator for Google（旧名：Google XML Sitemaps）」を導入するだけで、面倒なコード記述は一切不要で、完全自動化が実現します。

【設定手順】

WordPress管理画面の「プラグイン」→「新規追加」をクリック。
検索窓に「XML Sitemap Generator for Google」と入力。
「今すぐインストール」をクリックし、「有効化」する。

これだけで、求人ページ（投稿ページ）を新しく公開・更新するたびに、裏側で自動的にXMLサイトマップが書き換わり、Googleに「更新しましたよ」と通知まで送ってくれます。

基本設定のままで十分機能しますが、後述する「除外設定」だけ確認しておけば完璧です。

WordPress以外なら「sitemap.xml Editor」などのツールを使う

WordPressを使っていない小規模なサイト（静的HTMLサイトなど）の場合は、URLを入力するだけでサイトマップを生成してくれる無料のオンラインツールを使用します。

代表的なツールは「sitemap.xml Editor」です。

【作成手順】

ツールに自社サイトのトップページURLを入力する。
「サイトマップ作成」ボタンを押す。
生成された sitemap.xml ファイルをダウンロードする。
FTPソフトなどを使い、自社サーバーのドメイン直下（ルートディレクトリ）にアップロードする。

【注意点：更新の手間】

この方法は「その時点でのサイトマップ」を作るだけです。新しい求人ページを追加するたびに、毎回この作業（作成→アップロード）を繰り返す必要があります。

ドライバー派遣のように更新頻度が高いサイトでは運用負荷が高いため、可能であればWordPress等への移行を検討すべきです。

大規模なドライバー派遣サイトはエンジニアに「自動生成」を依頼する

求人案件数が1,000件を超えるような大規模な派遣サイトや、独自の求人検索システムを組んでいる場合は、上記のような無料ツールでは対応しきれません（処理上限やタイムラグの問題が発生します）。

この場合、制作会社のエンジニアに依頼し、「求人データベースが更新されたら、サーバー側で自動的にXMLサイトマップを出力する機能（動的生成）」を開発してもらうのが正解です。

コストはかかりますが、数千件の求人を手動管理するリスクと人件費を考えれば、必須の投資と言えます。

「ウチのサイトはどうすればいい？」と迷った場合は、まずは制作会社に「XMLサイトマップの自動生成は実装されていますか？」と問い合わせてみてください。

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作成したXMLサイトマップをGoogleに送信・登録するSEO内部対策の手順

XMLサイトマップを作成しても、それをサーバーに置いただけでは効果は半減してしまいます。
Googleのクローラーに「ここに地図があるよ！」と伝え、実際に読みに来てもらうためには、Googleサーチコンソールへの送信（登録）が不可欠です。

ここでは、作成したサイトマップをGoogleに認識させ、SEO内部対策としての効果を最大化するための具体的な手順を解説します。

GoogleサーチコンソールにXMLサイトマップのURLを送信する

Googleサーチコンソール（Search Console）を使って、作成したsitemap.xmlの存在をGoogleに直接通知する手順です。
これは一度だけ行えばOKです。以降は、サイトマップの中身が更新されるたびに、Googleが定期的に見に来てくれるようになります。

【送信手順】

Googleサーチコンソールにログインする。
左メニューの「インデックス」＞「サイトマップ」をクリックする。
「新しいサイトマップの追加」という入力欄に、サイトマップのファイル名を入力する。
- 通常は sitemap.xml と入力します。
- WordPressプラグインを使っている場合、sitemap.xml 以外（例：sitemap_index.xml など）の場合もあるので、プラグインの設定画面でURLを確認してください。
「送信」ボタンをクリックする。

【ステータスの確認】

送信後、「送信されたサイトマップ」のリストに新しい行が追加されます。「ステータス」欄を確認してください。

成功（緑色）：問題なく登録されました。
取得できませんでした（赤色）：エラーが発生しています。
- よくある原因：URLの入力ミス、サイトマップがまだサーバーにアップされていない、プラグインが無効になっている、など。
- ※送信直後は「取得できませんでした」と出ても、数時間後に自動的に「成功」に変わることもあります。

robots.txtにも記述して検索エンジンのクロールを促進する

Google以外の検索エンジン（Bingなど）や、その他の様々なクローラーに対してもサイトマップの場所を伝えるために、robots.txt（ロボッツ・テキスト）ファイルにも記述を追加するのが、プロが行うSEO内部対策の鉄則です。

robots.txtとは、クローラーに対して「このページは見ていいよ」「ここは見ちゃダメだよ」と指示するためのテキストファイルです。ここにサイトマップの場所を書いておくことで、サーチコンソール経由だけでなく、自然な巡回でもサイトマップを見つけてもらいやすくなります。

【記述方法】

FTPソフトなどでサーバー上の robots.txt ファイルを開き（なければ作成し）、以下の1行を末尾に追記します。

text

Sitemap: https://example.com/sitemap.xml

※ https://example.com/ の部分は、自社のドメインに書き換えてください。

▼ robots.txtへの記述メリット

メリット	詳細
発見率アップ	あらゆるクローラーがサイトマップの場所に気づける。
Bing対策	Microsoft Bingなどの他検索エンジン対策にもなる。
エラー回避	サーチコンソール送信がうまくいかない時の保険になる。

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ドライバー派遣会社がXMLサイトマップ運用で注意すべきポイント

ドライバー派遣会社がXMLサイトマップを運用する際、ただ「全ページを送信すれば良い」というわけではありません。SEO内部対策としての質を高めるためには、「Googleに見てほしいページ」と「見てほしくないページ」を明確に区別し、適切に管理する必要があります。

特に注意すべきポイントは以下の2点です。

SEO内部対策としてインデックス不要なページ（noindex）は除外する

結論から言うと、検索結果に表示させる必要のないページ（noindexページ）は、XMLサイトマップから除外設定しておくべきです。

【ドライバー派遣サイトで「除外」すべきページの例】

ページの種類	具体例	除外すべき理由
管理・機能ページ	・スタッフ専用ログイン画面・勤怠入力ページ・問い合わせ完了画面	求職者が検索して訪れるページではないため。
質の低いページ	・求人が0件の検索結果ページ・内容が重複しているタグページ	検索エンジンに「中身がないサイト」と判断され、サイト全体の評価を下げるリスクがあるため。
アーカイブ	・募集終了した古い求人ページ	応募できないページに誘導しても、ユーザーの満足度を下げるだけなため。