なぜ高畑淳子さんへの質問が炎上したのか
高畑裕太容疑者がビジネスホテルで女性従業員をレイプした事件がありましたね。
その関係で高畑淳子さんが矢面に立たされて、
マスコミからひどいことを聞かれてネットでは大炎上しているようですね。
息子の性癖や性欲の強さについて母親に聞いたことが見ている人の不快感を煽り、
マスコミに対しての批判が炎上しているようですね。
藤崎としては、見ている人がどういう意味で不快に感じて、
どういう批判が起こっているのかわからなかったので詳しく見てみたのですが・・・
一般的な意見としては、
「息子がレイプ事件を起こしたからって母親にそんな質問するな」
「憔悴しきっている人にそんなことを聞くな」
ってことのようですね。
親には本当に責任がないのか
世間一般の考えを知って藤崎としては、
「そういう意見もあるのかぁ」
と勉強になりました。
なんせ、藤崎からしたら、有名な人が強姦で犯罪者になって、
その母親も有名人なら、その程度の質問は当たり前だと思っているからです。
大人になって犯した犯罪であっても、母親には責任の一端がありますから。
育て方に問題があったのだから、
大人になって犯罪を犯すような子になってしまったのです。
これは紛れもない事実。
過去にみのもんたさんの子どもが窃盗で捕まったことがありましたよね。
>>【あの人は今】みのもんたの息子【次男】の現在【窃盗容疑で逮捕された次男】
その時にも「親を責めすぎだ」という批判がありました。
理由は今回と同じで、
「子どもが犯罪を犯したと言っても、もう立派な大人だから親を責めるべきではない」
という考え方です。
果たして本当にそうなのでしょうか。
親には責任があるという理由
子どもは小さい時に価値観や考え方を親から学びます。
その子どもが大きくなって犯罪者になったのですから、
当然、親の育て方が関係していると言えるでしょう。
環境を整えるのも親の役目
もちろん、子どもの考え方を形成する要因として友人などの影響も大きいですが、
小さい頃に親がしっかりと教えていれば、考え方はブレることはありません。
(今回の件はブレるどころか、道を踏み外しまくっています)
さらに言うと、中学生くらいまではある程度、
親が子どもの友人関係をコントロールできるのですから、
ちゃんとした環境に子どもを入れていれば、
犯罪者になる可能性の大半を抑えられます。
親の間違った「教え」
親が教育した通りに子どもが育たなかったという話はよく聞きますが、
大体の場合において、親の教え方が悪かったり、
親の考え方が時代にそぐわなかったりといった原因があるように思えます。
要するに、親が綺麗ごとばかり言って育てても、
そんな教えとは違った現実に直面するのですから、
子どもは本当のことを言っている人を信じるようになります。
「良いことをしたら、良いことが自分に帰ってくるよ」
なんて言いますが、良いことをした後に悪いことが起こることも十分にあります。
例えば、友達がいじめられているのを注意したら、
自分がいじめの対象になってしまう場合なんかがそうですね。
こういう現実を目の当たりにすると、
当然、子どもは本当のことを言っている人のことを信じますから、
親の育て方が悪かったという結論になります。
実際問題、この社会が不平等で、「正しい」の定義すら不明瞭な時代ですから、
いくらキレイごとをならべても、子どもの心には響かないという状況がたくさんあります。
「教えてもらったことと違うじゃん」
「言われた通りに頑張ったのに、全然意味がなかった」
などと子どもに思われて、そういうことが重なっていけば、
親は次第に信頼されなくなっていきます。
それは至って普通のことです。
ですが、そこまで深く考えていない大人が多いというのが現状ですから、
「親の言うことが聞けないのか」
などと言って、頭ごなしに子どもを怒鳴りつけるわけです。
よく聞くセリフですよね、これ(笑)
それがまた逆効果になって、そんな親を一層信じなくなっていくんです。
人は好意を持っている人を信用する事実
さらにさらに。
「子どもだけではなく、人間は好きな人の言うことをよく聞く」
ということを覚えておいてください。
多くの人が、嫌いな人の言うことは聞きたくないと思っています。
少し想像してみればわかりやすいと思うのですが、
仲の良い友達が言うことと、敵とも言える嫌いな人間の言うことが異なる場合、
よっぽどの理由がない限り、仲の良い友達のことを信じます。
こう考えると、多くの親が間違った育て方をしている、
ということがわかってきますよね。
きれいごとを並べたり、間違ったことを教えたり、子どもから嫌われたり・・・
だからダメなんですよね(笑)
ちょっと考えたらわかることなのに。
要するに
つまり、何が大事かと言うと、
「本当のことを教えること」
「間違ったことを教えた時は子どもに謝り、親もそこから学ぶこと」
「子どもには誠実に接すること」
「物事の原因を深く考えること」
「できる限り具体的に想像してみること」
「子どもから好かれること」
「良い環境に身を置くこと」
などなど。
こういった当然のことができない親が多すぎるから、
「うちの子は親の言うことを全然聞かない」
というような愚痴をこぼすことになるのです。
だいぶ話が逸れましたね。
要するに、子どもが大人になったからと言って、
親に責任がないと考えるのは横暴ですよってことです。
マスコミの低俗な質問の意義
低俗な質問には大きな意義がある
さらになのですが、マスコミがレイプ犯の親に
「子どもの性癖はどうでしたか」
などと問うことには大きな意味があると思っています。
一見、低俗な質問をしているようですが、世の親にとっては参考になるのです。
子どもにどんな傾向があったら、レイプ犯になる可能性があるのか、
ということを学べるのですから。
今回の応答では、嘘か本当か、そういう傾向が見られなかったという話ですから、
親から見ても、異常な性癖や性欲はわからないということのようです。
また、子どもが大人になっても親には責任があるということを示すという意味でも、
こういう質問をした意義があると藤崎は思っています。
「憔悴しきっている母親にそんなことを聞くか、普通」
なんていう意見が多いですが、
母親がちゃんと育てていれば、
レイプ被害者にならなくてすんだ女性が何人いるでしょうか。
物事の表面にとらわれてはいけない
物事の表面や見える部分だけにとらわれて、
見えない部分をなかったことにしたり軽視したりしているから、
こういう事件が頻繁に起きるのです。
今回の事件に限った話ではないですが、
子どもの表面的な部分や、都合の良いところだけを大きくとらえて、
問題のあるところを見なかったということが、
子どもを犯罪者にしてしまう要因の1つであることは間違いありません。
高畑淳子さんの子育て
高畑淳子さんは2度の離婚歴があり、
高畑裕太容疑者を1人で育てていたようですから、その大変さは容易に想像ができます。
しかし2度の離婚は、回避できない問題ではなかったと思います。
相手の選び方が悪かったのか、単に運が悪かったのかはわかりませんが、
しっかりとした家庭を持てていれば、こういうことが起きる可能性は減らせたわけですね。
しかも、女優としてこれだけ多忙な日々を送っているわけですから、
子育てに手がまわらなかったのでしょう。
この環境では、子どもがこうなってしまうのは仕方ないでしょうね。
(と言っても、辛い環境で過ごしても立派に成長する人はたくさんいるので、
犯罪者になって良いということは決してないですし、容認できるわけがありませんが)
高畑淳子さんが2度も離婚し、家庭環境が整えられなかったことや、
子どもにかける時間や労力よりも仕事を優先してしまった、
というのが今回の事件の要因の1つだと思います。
「精いっぱいやった」と言えるかどうか
下の記事では、子育てを精一杯やったと言っていますが、
本当にそうだったのでしょうか。
>>高畑淳子 子育てを反省「精いっぱいやったが…」事件原因は「彼の甘さ」
仕事の量をもっと減らして子育てにかける時間を増やせば、
今回のような事件にはならなかったかもしれません。
もっともっと注意深く見てあげられたでしょうから。
そして、親である以上、そういう注意や努力をすれば、
子どもが犯罪者になる危険性を減らすことができることを学ばないといけません。
尾木ママの言う通り「サポートが必要だった」ことには同感です。
>>尾木ママ 一人で子育て高畑淳子にサポート必要だった 1人で頑張りすぎ
人間1人でできることは限られていますから、 できないことは、助け合わないといけません。
さすが尾木ママ、いいことを言います。
同情をかける相手
尾木ママはイイことも言ったのですが、疑問符がつくことも言っています。
「高畑淳子さん、頑張り屋さんなだけに心配です お仕事も頑張りすぎないでくださいね」
とコメントしているわけですが、どこに気を使っているんだよって感じです。
高畑淳子さんは芸能界の友達が多いので、
そういう人からの同情が少なからずあるのはわかりますが、
それが関係のない一般の人にも波及しているのが良くないですね。
あんまり深く考えない人が多いので、
単にテレビで出ている人のマネをしているだけなんでしょうけど。
確かに高畑淳子さんは、仕事と両立して頑張ってこられたのでしょう。
しかし、なぜこれほどまでの同情が集まるのかと意味がわかりません。
(とは言っても、高畑淳子さんが同情される理由というのは、本当はわかっています。
以前に藤崎の無料メルマガでも、人間の心理作用として触れてはいたので、
メルマガを読んでくださっている方はピンときたと思いますが。)
既にお伝えしたとおり、
藤崎は高畑淳子さんに責任の一端があると考えているので、
責められることがあっても、これほどまでに同情されるのはおかしいと思うのです。
被害者女性の苦痛
本当に同情されるべきは被害者の女性であって、今後、
「高畑裕太にレイプされた人だ」
という戒めにも似た十字架のようなものを背負って生きていかなければなりません。
一生、精神的苦痛から解放されることはないのです。
ある日、突然有名人に無理やり犯され、連日のように相手の顔がテレビで流され、
一時でも忘れることなどできません。
周りの人が忘れてしまっても、被害者の女性は絶対に忘れることができませんから、
死ぬまで、あの日のショックと恐怖と自己嫌悪に悩まさるのです。
その上、犯罪者を育てた母親に世間が同情している。
被害者の女性や周りの家族・知人は、
「そんなことがあっていいのか」
と思っているでしょう。
少なくとも藤崎はそう思っています。
明らかにおかしな話ですよね。
これだけのことをしておいて、
数年後には、またひょこっとテレビに出てきたりするわけです。
本当に許せないですよね。
「レイプ」という罪の重さ
正直に言ってしまうと、藤崎はかなり怒りを覚えていて、
高畑裕太容疑者はクズにも及ばぬ愚かさだ、と思っています。
(これは、他のレイプ犯に対しても同じです)
力の弱い女性を無理やり犯し、相手に一生ものの傷を負わせるのですから。
その傷は目に見えないので、
多くの人はそこまで残忍な犯罪だとは認識していないと思いますが、
精神的に一生ものの傷を負わせるということは、
ある意味、障害を負わせることと同等以上であると思います。
もし自分が相手に足の切断とか、失明をさせるといった障害を負わせてしまったら、
それが事故であっても、罪悪感に苛まれ、苦しみ続けると思います。
それをわかっていて、故意に傷を負わせたということですね。
わざと人の足を切断することなんてありますか?
普通はないですよね。
つまり異常ってことです。
女性は無理矢理犯されることで、
一生精神的な障害を背負っていくことになります。
本来なら、人間として最も喜びで満たされる瞬間の1つである性行為に、
今後一生、恐怖や嫌悪を感じるでしょう。
「高畑淳子さんが批判の的になってかわいそう」
などと言う人は、その辺をもっと考えるべきです。
高畑淳子さんは責められて当然であり、もっと言ってしまえば、
夢や希望を与える有名人としては、ふさわしくないと言えるでしょう。
本当に低俗なのは誰か
さらにさらになのですが、今回マスコミがレイプ犯の親に
性欲や性癖について質問したことにどんな意味があるのかという批判が飛び交い、
「マスコミのレベルの低さが伺える」
という意見も出てきているのですが、それはそのまま社会に言えることとも言えます。
マスコミは人々の関心があだろうと予想することを質問して記事にします。
なので、マスコミ関係者は、
「高畑淳子さんが息子の性癖や性欲についてどう感じているのかについて、
世間も関心を示すだろう」
という考えのもとで質問しているわけですね。
で、結果としてその質問が大炎上しているわけですから、
「マスコミは低俗だ」
という人を含めて、思惑通りの反応をしているというわけです。
藤崎は今回の質問の意義は大きいと感じており、マスコミの意図もわかっていますが、
その辺りを深く考えずに好きなことをワーワー言っている人は注意した方がいいですよ。
高畑淳子さん・高畑裕太容疑者・「マスコミは低俗だ」と叫ぶ人。
全員に共通することは、物事の表面にとらわれて、
短絡的な思考しかできなかったということです。
そういう所に気を付けないと、
同じような過ちを繰り返していくことになります。
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