目次
突然、癇癪(かんしゃく)を起こし始めた上の子
少し前に、上の子供が癇癪(かんしゃく)を起こすようになって困っていた藤崎です。
上の子は6歳なので、泣き叫ぶとかなりの大声になります。
ちなみにここでいう癇癪(かんしゃく)とは「異常とも思えるほど泣き叫んだり、怒り狂ったりすること」です。
ちょっとしたことで気がふれてしまったかのように泣き叫ぶので、本当に困りました。
どうやら年末年始の長期休みの間に、おじいちゃんやおばあちゃんに甘やかされすぎて、ワガママになってしまったようです。
すごく些細なことで、大泣きしたり発狂したりするので、「どうしたものかな」と悩んでいたんですね。
しかしその後、色々と調べたうえで藤崎なりに考えたことを実践したところ、うまく元通りの賢い子になったので、どんな風に対処したのかをシェアしておこうと思います。
お子さんが癇癪(かんしゃく)を起こされて困っているという方は、参考にされてください。
癇癪を起こした子供に対応する際は、余裕を持つことが大切です。
心や時間に余裕があると、むやみに苛立つことも少なくなります。
特に仕事の関係で、心のゆとりや時間の余裕を持つことができないというケースは多いもの。
そこで、以下の記事もお役立てください。
テレビで紹介されていた在宅ワークについて紹介しています。
藤崎の妻は本気で取り組んだので、月収40万円を超えました。
こんな風に余裕ができると、癇癪への対応も上手くいくかもしれません。
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きっかけは長期休みの甘やかされすぎ
藤崎の子供が癇癪を起こし始めたのは、年末年始の長期休みがきっかけです。
里帰りをした時におじいちゃんやおばあちゃんに甘やかされすぎたことが原因です。
おじいちゃん・おばあちゃんの家に行くとお菓子やおもちゃをどんどん与えてもらえます。
なので藤崎の子供は「ずっとおじいちゃんやおばあちゃん達といたい」と言っていました。
それ自体は悪いことではないんですけどね。
藤崎も「いつも頑張って勉強しているから、年末年始くらいは羽を伸ばしてもいいか」と思って、楽しく過ごさせていました。
しかしその後、祖父母達と離れた後が大変でした。
ちょっとしたことで癇癪を起こして、狂ったように泣き叫んだり物を壊そうとしたりするので、手をやいてしまったんですね。
今回はそんなお話を順に書いていこうと思います。
ちなみに結果だけお伝えする、藤崎が今回直面したのは、一時的な癇癪でした。
しかし、そんなことは後になってわかることです。
なので実際に癇癪を起こして泣き叫ぶ我が子を見るとかなり心配になりました。
実際に狂ったように怒ったり泣いたりする子供を目の前にすると、不安になる人が多いと思います。
そんな風に思ったので、恒常的に癇癪を起こす子供への原因や対応方法を調べたり、病気や障害の可能性まで考えました。
そのあたりで得た情報や、藤崎なりに考えたこと、実践したことなどを共有しますね。
どういう時に癇癪を起こしたか
癇癪を起こした状況①嫌なことを言われた時
まず、藤崎の子供が「どんな時に癇癪を起こすようになったのか」ということをお伝えします。
癇癪を起こした状況として言えることは、嫌なことを言われた時ということが挙げられます。
年末年始におじいちゃんやおばあちゃんに甘やかされ過ぎたのでしょう。
自宅に帰ってきた後、親や下の子にちょっと嫌なことを言われただけで、上の子は大泣きしたり怒り狂うようになりました。
具体的に言うと、泣き叫んだり、物にあたったりするようになったんですね。
下の子が少し悪口を言っただけで、手をつけられなくなるという状態でした。
ちなみに癇癪を起こす前は、悪口を言われても、言い返して兄弟ゲンカをしていました。
兄弟ゲンカをすると、どちらかが泣くことになるのですが、手が付けられなくなるということはなかったので、それが大きな違いですね。
癇癪を起こした状況②自分の思い通りにならない時
他にも、自分の思い通りにならないことがあると、癇癪を起こして泣き叫んだり、すねてしまって物にあたったりする、ということが見られました。
例えば、ご飯を食べる時間なのに、いつまでも遊んでいるので、どうにかして食べさせようとした時などです。
お腹が減っていても、本人が気に食わない状況だと、すねてしまって意固地になってしまい、全く食べなくなってしまうんですね。
また、ゲームなどをしていて負けてしまった時にも癇癪を起こすようになってしまいました。
自分が勝てないと機嫌を悪くしてしまうという典型的な例ですね。
今まではこんなことはなかったので、さすがに心配にもなりますよね。
こんな感じで癇癪を起こしてしまうと、機嫌をなおすのに相当苦労しました。
藤崎の子供が癇癪を起こした状況のまとめ
藤崎の子供の場合は、以下のようなことがあった時に癇癪を起こすようになってしまいました。
藤崎の子が癇癪を起こした原因
・嫌なことを言われた時。
・まだまだ遊びたいのに、お風呂やご飯、寝る時間になった時。
・ゲームで負けた時。
ちなみに、藤崎の知人は教育熱心なご家庭が多いので、勉強のさせすぎで癇癪持ちになったという話も聞いています。
(高額な幼稚園に通わせていたので、周りはお医者さんや実業家の方が多いからでしょう)
なので、あまりにも厳しく勉強を強いるのは注意してください。
その点、藤崎家では勉強ばかりを詰め込むような教育はしていないので、心配はしていませんでしたが。
どちらかというと、のんびりと育てている方なので。
のんびり育てている理由は、今後の人生で必要なことは勉強だけではないと考えているからです。
人生の中で大切なことは勉強以外にも色々あります。
先日もこんな内容がテレビで紹介されていました。
「あなたが東大卒でも、その他の大学卒でも、年収は変わらない」
このような教育論を慶應義塾大学准教授・教育経済学者の中室牧子先生さんがお話されていました。
林修さんも同じ考えをお持ちのようで共感されていた様子を書き記しておいたので、以下のページも見てみてください。
東大卒でも他でも結局収入は同じ?TV「林先生が驚く初耳学」で放送の衝撃の事実とは! 林修さんや慶應義塾大学准教授・教育経済学者の中室牧子先生がテレビで仰っていた内容です。能力を高めるために勉強することが大切です。有名校に入るために勉強することが大事なわけではないので注意してください。 |
「心身ともに、余裕をもって癇癪に対応したい」
「子供の能力を伸ばすため、少しでも良い教育を受けさせたい」
という方は、以下の記事も参考にしてください。
融通の利く稼ぎ方をして心にゆとりをもち、人生をより豊かにするヒントをお伝えしています。
【TV動画】FX初心者の子育て主婦が月収●万円稼ぐ手法!失敗&儲かる実例!株より少額でコツコツ貯めよう! 子育てのスキマ時間を有効活用して100万円以上を稼ぐ主婦を動画で紹介。教育資金を潤沢にして、「もっと子どもに習いごとをさせたい!」「子どもの能力をさらに伸ばしてあげたい!」という方におすすめ。実力を磨けばパートはおろか、正社員もぶっちぎれるFXのミソをかんたん解説。 |
癇癪(かんしゃく)とは?一般的な癇癪の原因や癇癪を起こす子供の特徴は?
癇癪とは些細なことで怒ったり取り乱したりすること
「癇癪」とは、些細なことで怒ったり取り乱したりすることを意味します。
癇癪を起こす子供には様々な原因があるのですが、その根本は人間としての成長であると言われています。
一般的には自分の要求が通らなかったり、望んでいたものが手に入らなかったりなどといった状況下において感情を爆発させることを癇癪と言います。
癇癪を起こした子供は、気が狂ったかのように泣き叫んだり暴れたりして手が付けられなくなるという特徴があります。
癇癪の原因
癇癪の原因は、子供に自我が芽生えることです。
自分の意思に反することや、気に食わないことがあった時に、怒りや不満の表れとして起こるのが癇癪です。
「親のさせたいこと」と「子供自身がやりたいこと」に食い違いが生じた際に、癇癪を起こしてしまうケースも多いですね。
癇癪を起こす子供の特徴
一般的には、癇癪を起こす子供の背景には、以下のような要因があると考えられています。
癇癪を起こす子供の特徴
・自分の感情をうまくコントロールできない
・自分の思いを伝えられない
・他人の気持ちや立場が理解できない
つまり、気持ちをうまく整理できなかったり、コミュニケーション能力や、他人を理解する能力が十分に発達していなかったり、ということが原因であると考えられているということですね。
こういった子供が、自分にとって嫌なことに直面した時に起こしてしまうのが「癇癪」です。
「嫌なことがあったけど、どうしたらいいかわからない」
こういう状況が、癇癪を引き起こすんですね。
癇癪を起こす子供の年齢
いくつかのサイトを見たところ、癇癪を起こすのは、2歳から5歳の子供だと考えられているようです。
しかし、大人でもキレて、とんでもない行動をすることはあります。
なので、藤崎としては、「子供だから」とか「大人だから」といったことは気にせず、「いかに、より良い状況に導けるか」に重点を置いて考えました。
「うちの子は、もう小学校6年生なのに、まだ癇癪を起こしている・・・」
なんてことは気にしませんでした。
それよりも、
「なぜ、そんなに怒りを爆発させるのか?」
「どうすれば、物事を冷静に判断し、自分の考えを表現することができるのか」
「自分の感情をうまくコントロールするには、親として、どう接すれば良いのか」
ということを考える方が合理的だと思ったので、そういったことを考えていました。
「癇癪は5歳くらいまで」なんてことを気にする暇があったら、状況を改善する方法を考えた方がいいってことですね。
一般的な癇癪への対応・タブーとは?
一般的な癇癪への対応
色々調べたところ、一般的な癇癪への対応は、以下のようなものだとわかりました。
一般的な癇癪への対応
「子供と一緒に、落ち着く方法を一緒に考える」
親だけで癇癪への対応を考えるのではなく、子供と一緒に考えることで、落ち着きを取り戻すための自発的な行動を促す。「子供が冷静になれる状況を作る」
親が子供の怒りにひきづられ、嫌な言い方をしたり、怒鳴り散らしたりしないように心がける。
親が取り乱していると、子供は、落ち着きを取り戻すことはできない。「困っている状況を周囲の人に伝えられる手段を見つける」
悲しんでいる様子や、泣きたい様子、怒っている様子を表す絵や、写真などを子供の手の届くところに置いておき、嫌な気分になった時、簡単に保護者に自分の気持ちを伝えられるように準備をしておく。
(コミュニケーション支援アプリというものもあるようです)「癇癪を乗り越えて冷静になれたら、必ず褒める」
泣き叫ぶ子供が落ち着いたら、保護者側も、いつまでも怒りをひきづらない。
冷静になれたことを褒めることで、子供は、落ち着きを取り戻した自分を肯定でき、その後、同様のことが起こった時にも、取り乱さないように努めるようになる。「ベビーマッサージをして、子供とスキンシップをする」
親子でスキンシップを図ることで、子供に「自分は愛されているんだ」ということを再確認させる。「子供が落ち着くグッズを与える」
子供がいつも使っているお気に入りのおもちゃやグッズを与えると落ち着きを取り戻すことがある。
いつも抱いているぬいぐるみや手遊びができるおもちゃも有効。
(手遊びのグッズとしては一時期流行したハンドスピナーが役立つという声もある。ハンドスピナーとは長時間回転させるおもちゃで落ち着きのない子供に与えるとストレスの緩和、気分転換に役立つと言われている)
癇癪を起こした子供へのタブー
藤崎が色々と調べたところ、一般的に、癇癪を起こした子供に対してしてはいけないことは、以下の3点です。
癇癪を起こした子供へのタブー
1.親もつられて癇癪を起こす
癇癪を起こした子供を頭ごなしに叱ったり、怒鳴り散らしたりすると、子供はますます感情のやり場に困ってしまい、自分を否定したり、責めたりすることにつながる恐れがあります。
また、怒りを爆発させているという、一種のパニック状態の時に無理矢理押さえつけられることで、さらに情緒不安定になってしまい、状況が悪化することも考えられます。2.子供の言う通りにする
子供の言うことを聞いてあげると、癇癪がおさまることがあります。
しかし、子供の立場からすると、「泣き叫ぶことで自分の要求が通った」という成功経験に結びつきます。
そのため、「嫌なことや、自分の思い通りにいかないことがあった時には、泣き叫べばいいんだ」という考え方につながりかねません。
癇癪を起こした子供に対しては、一貫した態度が必要です。
(乳児は泣くことでしか、親に自分の要求や不快な感情を伝えられないので、当てはまらないことがあります。
また乳児は、泣いたりワガママを言ったりすることで、親との愛情を育んだり、確かめたりすることがあることからも、この限りではありません。)3.無視する
子供が言うことを聞かないからと言って、無視してしまうと、子供は、自分の感情のやり場をなくしてしまい、精神衛生上、悪影響を及ぼす恐れがあります。
また、「自分は親から、ないがしろにされている」と感じ、その延長として、「自分には価値がない」、「自分はダメな子なんだ」という感情を起こすことも考えられます。
結果として、自己肯定感や自尊心のない子に育ってしまいかねません。
こういった「一般的に癇癪を起こした子供にしてはいけないこと」の中で、藤崎も同感だったことが、「親もつられて癇癪を起こす」ということです。
子供の怒りにつられて、「なんでママ(パパ)の言うことが聞けないの!!」と言ってキレると、子育てはマズい方に向かってしまいます。
自分自身がそういったことを言われた時、どんなことを思うか想像してください。
抑えられないくらい嫌な気分になっている時に、無理矢理、自分のしたくないことをさせようとする人の言うことを聞こうと思うでしょうか?
もちろん、生まれてからずっと面倒を見てきているので、「これだけ世話をしてやっているのに」と感じる親がいても、おかしくありません。
しかし、「子供を産んで、育てよう」と決めたのは親だということを忘れてはいけません。
子供自身が「人間として産まれて生きていこう」と決めたわけではありませんからね。
少なくとも藤崎自身は、そんな風に考えて、自分の意思で産まれてきたという自覚はありません(笑)
中には、ベストな時期に子供ができた方も少なくないでしょう。
皆が皆、待ち望んだ末に子供ができたなんてうまい話はありえないですからね。
しかし、そういった方も含めて、子供を産むと決めて育てているわけです。
なので、「いつもいつも面倒みてやっているのは誰だと思ってるんだ!」なんてことは言ってはいけません。
子供を産んで育てると決めたのは紛れもなく、自分自身ですからね。
自分が選んだ道なのに、「子供のために面倒を見てやっているんだ」なんて自分勝手に考えて、恩着せがましい態度をとらないようにしましょう。
そんな状況が続いている場合は、仕事と私生活のバランスを見つめ直した方がいいのかもしれません。
以下の記事では、家にいながら好きな時間に働いて収入を得るという方法を紹介しています。
在宅ワーク1本で暮らしていくのは心もとないですが、他の仕事と組み合わせると、快適な日常を送れるかもしれません。
ぜひ参考になさってください。
藤崎が癇癪を治すために実践しなかったことは?試さなかった理由は?
一般的な対応の中で実践しなかったこと①子供と一緒に落ち着く方法を考える
先ほどお伝えした一般的な癇癪対処法は、文字通り「一般的には」効果的に思えます。
しかし、藤崎にはあまり合わないと感じるものもありました。
例えば「子供と一緒に、落ち着く方法を一緒に考える」という方法は一見すると、とても合理的で効果がありそうです。
しかし藤崎からすると「冷静さを失ってしまうこと」自体を責めることになってしまうように思えたので、実践していません。
怒りを感じること自体は自然なことです。
なので、それ自体が悪いことだと感じてしまうと、良くないと思ったんですね。
自然な感情を否定することは、自分を否定することにつながるからです。
一般的な対応の中で実践しなかったこと②困っている状況を周囲の人に伝えられる手段を見つける
他にも「困っている状況を周囲の人に伝えられる手段を見つける」という方法も試していません。
なぜなら藤崎の子供は十分に言葉を習得していると判断したからです。
むしろ藤崎の子供は物事や状況の説明をすることに長けていると感じています。
だからこそ試していないんですね。
一般的な対応の中で実践しなかったこと③ベビーマッサージ
ベビーマッサージも同じで、藤崎は実践しませんでした。
藤崎の子供は6歳ですからね(笑)
目の前にいる子供を見て、ふさわしくないと思う方法は試していません。
癇癪に対する一般的な対応として正しいとしても、それが全ての子供に当てはまるとは限りません。
一般的な対応をふまえて自分の子供には何が最も効果的かを考えることが、癇癪を治すことにつながりました。
さらに詳しくお伝えしていまきますね。
癇癪を治した方法とは?実体験に基づく実例は?
癇癪を治した方法【概要】
藤崎が癇癪を治した方法は以下の2点です。
癇癪を治した方法【概要】
①子供につられて親が怒らない
②癇癪を乗り越えて冷静になれたら褒める
③いつもより少し大目に見る
実は上記の癇癪を治した方法は、藤崎が普段の子育てでしていることと大して変わりません。
1つずつ詳しくお伝えしていきますね。
癇癪を治した方法①子供につられて親が怒らない
癇癪を治した方法の1つ目である「子供につられて親が怒らない」ということです。
子供につられて親が起こらないことは、子供がパニックから抜け出すために効果的でした。
子供が感情を爆発させる癇癪において、親もつられて怒ってしまうと収拾がつかなくなります。
結局親が力ずくで子供を押さえつけようとすることになり、子供は全力でそれに抵抗します。
そのため、事態が良くなることはありません。
ちなみに藤崎はよっぽどのことがない限りは普段から怒りません。
ちょっとしたことで親が取り乱すと、子供は不安になります。
なので、普段から親が冷静さを欠いてしまうことがないように注意しながら過ごしています。
藤崎が子供の立場だったら、すぐに取り乱す親を見ると不安でたまりません。
そういうのって精神衛生上、良いことはありませんよね。
それに、すぐに怒ったり慌てふためく親よりも、どっしりと構えている親の方が安心感がありますから。
子供の立場になって考えてみた
ただそれだけです。
(つい先日、マクドナルドでコーヒーを飲んでいた時、すぐ目の前の席にいるパパが小学生低学年くらいの子供に向かって、真剣になって怒っていました(笑)躾のために怒っているというよりは、腹が立って抑えきれないので、子供にあたっているという感じです。こういうのって、見ているだけで、本当に気分が悪くなりますよね。)
癇癪を治した方法②癇癪を乗り越えて冷静になれたら褒める
癇癪を治した方法の2つ目である「癇癪を乗り越えて冷静になれたら褒める」ということです。
癇癪を乗り越えて冷静になれたら褒めることは、その後子供が癇癪を起こさないようにするための防止効果がありました。
子供が何かを乗り越えた時や頑張った時には、必ず褒めるようにしています。
子供は、褒められれば気分が良くなって、色んなことに意欲的になりますからね。
大人も一緒ですよね。
この褒めるという接し方も、普段から藤崎が実践している子育てです。
藤崎家はこんな感じでのんびりとした子育てをしています。
しかしその一方で、幼稚園では優等生と思われているようです。
幼稚園の先生は勉強だけでなく、運動面や協調性なども高く評価してくださっています。
藤崎の子供は毎月約10万円の費用がかかる幼稚園に通っているので、レベルは低くないとは思うんですけどね。
周りにはお医者さんの子供がたくさんいますしね。
それにもかかわらず、勉強や運動が得意ということには理由があります。
それは早期教育に力を入れたからです。
早期教育に力を入れれば、子供の知能はグングン伸びます。
知能だけでなく、運動能力や精神性も育まれます。
このように早期教育は人間としての総合力を高められますので、とても重要です。
藤崎が取り組んだ早期教育や、子育ての参考にした親子教室の内容などは下のページに詳しく書いています。
下のページに書かれていることを心に留めておくだけでも、毎日を楽しみながら子供の能力を伸ばすために大いに役立ちます。
ぜひ見てみてください。
【完全版】ベビーパークのまとめ記事一覧(口コミ、評判などを凝縮) 「優しくて思いやりがあり、健康なうえに、運動もできて賢い」。 |
癇癪を治した方法③いつもより少し大目に見る
癇癪を治した方法の3つ目は「いつもより少し大目に見る」ということです。
癇癪を起こしている時にいつもより大目に見ることは、子供に愛情を示して大きく受け止めるという点で効果的です。
ちなみにこれは、癇癪を起こした子供に対してしてはいけないことだと言われています。
癇癪を起こしたからといって要求を叶えてしまうと、子供は「嫌なことがあったら、泣き叫べばいいんだ」という成功体験をしてしまいます。
だから癇癪を起こした子供に対して大目に見るといった行動をしてはいけない、という内容でしたね。
ただ、藤崎がしたことは、単に要求を叶えてあげるというものではありません。
藤崎は「癇癪を起こした子供の要求を少しだけ受け入れつつ、藤崎の言う事にも耳を傾けてもらう」という対応を取りました。
一般的な人間心理として、自分の言う事を聞いてくれない人の言うことに、人は耳を傾けません。
怒っている時ならなおさらです。
しかし相手が自分の言う事を真剣に聞いてくれれば「自分だって相手の話をちゃんと聞こう」と思うんですね。
このように藤崎は子供の立場になって子育てすることに注意しています。
親が自分なりに考えて行動していれば、子供もそんな親を見て自分自身で考えて行動するようになります。
反対に親が自分の考えに基づいて行動せずに、周囲の人の意見や考えに流されるようなら、子供も同じような考え方をするようになります。
こうなってしまうと、子供は自分で考えることをしなくなり、幸せな人生をつかめないといったリスクが増えることになります。
今後の人生をしっかりと歩んでいくためには、いかに自分で考えるかが重要です。
そのため、子供の性格や状況などをふまえて「どのように対応するのがベストなのか」という点を柔軟に考えることが重要です。
一般論やマニュアルなどを実践することは大切ですが、人間なんて十人十色です。
一般常識的な考えは参考程度にして、目の前にいる子供と向き合いましょう。
癇癪・わがままを受け入れた背景
藤崎の子供が癇癪を起こすようになった原因が、「甘やかされすぎたこと」ということは、ほぼ確実でした。
祖父母と離れた途端に癇癪を起こすようになりましたからね。
なので藤崎は、それを少しずつ元に戻していけばいいと思ったんですね。
「年末年始に甘やかされ過ぎた子供に対して、いつも通りの賢い行動を求めるのは酷だ」と思ったわけです。
こういった考えのもとで、ある程度は子供のワガママを受け入れながら、諭(さと)していこうとしたんですね。
例えば、子供が「もっともっと遊びたいからお風呂に入りたくない」と言うことを聞かなくなってしまった場合には、「あと10分だけ遊んだら、お風呂に入ろうね。約束だよ」と言って諭す感じです。
そうは言っても子供ですから、10分後にはまた「もっと遊びたいー!」と癇癪を起こしそうになるんですね。
普段なら、そこで子供に譲歩することは無いのですが、甘やかされ過ぎたがために癇癪を起しそうな状況ですからね。
なので、もう少し譲ってあげて「じゃあ、あと3分だけだからね。絶対に約束だよ」と言うわけです。
それでも癇癪を起こした時の対応
最初のうちは、何度ワガママを受け入れながら優しく語りかけても、さらにワガママを言って癇癪を起こすこともありました。
そういう場合は、怒るか、無理矢理させるしかありません(笑)
そうなると、子供は発狂したように泣き叫ぶのですが、「最大限に譲ってあげたこと」を何度も優しく伝えながら、落ち着くのを待ちました。
少し泣き叫ぶのがマシになってきたり、落ち着いてきた頃を見計らって、
「次は約束を守ろうね」
「今のうちにしておかないと、もう時間がないんだよ」
などと、優しく言って諭していました。
これを2週間ほど根気強く繰り返したところ、かなり状況が改善しました。
約一ヶ月ほど経った今では、ほとんど元通りの良い子になりました。
なので、「一時的に甘やかされたことが原因で癇癪を起こした子供には、かなり有効な方法だったのかなぁ」と思っています。
追記(2019年2月13日)
その後、1年ほどの時間が経過しましたが、癇癪を起こすようなことはなくなりました。
今となっては良い思い出になっています。
ちなみに現在はお受験を無事に乗り越えられて志望校に楽しく通っています。
小学校のお受験について興味のある方は以下のページもお読みください。
藤崎が実際に体験したことを正直に書き連ねているので、きっと何かの役に立ちます。
志望校の試験結果が出たのでお受験を振り返ってみます!塾に通って良かった点など
小学校のお受験を通して得たものや周囲の知人からの悪評などをサラッと書いた記事です。小学校のお受験について雰囲気を知りたい方はぜひ見てください。
癇癪へのベストな対応方法
と言っても、子供によって性格や感性は異なるので、藤崎の対応方法は、参考程度にとらえてください。
藤崎の実例が示すように、結局は、それぞれの子供に応じた接し方をすることが最良の策ですから。
「一般的な対応」と、まとめて、全ての子供を同じだと考えるのは得策だと思えません。
普段の人間関係を考えても、人によって、接し方や言い方を変えないとうまくいきませんよね。
それと同じで、一般的な対応というのは、参考にとどめるのが良いですよ。
ちなみになのですが、藤崎の子供の場合、年末年始の長期休みが終わり、普段の生活が始まったことも、癇癪がおさまった原因の1つかと感じています。
というのも、幼稚園に通いだすと、他の子供たちや先生たちとの関わりがありますからね。
そういった日常生活を通して、普段の感覚に戻っていったということも要因の1つでしょう。
子供でも、家族に見せる顔と、外で見せる顔は違いますからね。
家族以外の人との関わりを通して、感覚を取り戻したのだと思っています。
そんな感じで、年末年始が終わり、1ヶ月ほど経った今では、ほとんど癇癪を起さなくなり、通常どおりの様子に戻っています。
最初は、泣き叫ぶからと言って、ワガママを聞き続けるのもどうかと思ったのですが、なんだかんだ言っても子供ですからね。
これまでがかなり良い子だったので、藤崎の感覚がずれていたようです。
今までは、まだ遊びたいと思っていても、聞き分けよく親の言うことを聞いて、食事をしたり、お風呂に入ったりしてくれていましたからね。
これまでが良い子すぎたのでしょう。
もし藤崎が、ご近所さんから
「最近、うちの子ったら、年末年始に甘やかされちゃって、自分が嫌なことがあったら、すぐ泣き叫ぶんですよ。困りますよねー」
なんて話を聞いたとしたら、藤崎は
「子供なんだから、それくらいのワガママは普通のことなんじゃないかな」
と思うでしょう。
つまり、藤崎の子供の状況についても、客観的に見れば、「その程度は多めにみて、もう少しのびのびと子育てすればいいんじゃないかな」と感じるレベルだったということです。
藤崎もそうでしたが、何度も泣き叫ぶ我が子を目の当たりにすると、ついつい焦ったり、無用な心配をしてしまうものです。
なので、冷静さを欠くことがないように心がけると良いかと思いますよ。
子供が甘やかされて、一時的に赤ちゃん返りをしたり、癇癪を起こしたりするようになった場合は、参考にされてみてください。
親が余裕をなくしてしまうと、子供に対しても不安や緊張が伝わってしまいます。
なので、子育てや生活に余裕がなくなっていると感じた時には、積極的に休息や気分転換をする必要があります。
下のページには積極的に休息をとりつつ、気分転換になる方法を紹介しているので参考になさってください。
無料で動画を楽しめるという記事になっています。
張り詰めた毎日にこそ、少し立ち止まって家族で楽しいひと時を過ごしてみることも考えてみてください。
風邪・怪我にキッズ用番組が豊富なFOD無料視聴!子供のテレビ中毒の予防対策も 風邪や怪我で子供に安静が必要な時、暇を持て余してしまうことはありませんか?そんな時に役立つFODの無料視聴について簡単にまとめています。単純に親が楽しむ用としても役立ちますので参考になさってください。 |
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病気や障害の可能性
前半で書いたとおり、藤崎の子供は、今までずっと良い子でしたので、急に癇癪を起すようになって驚きました。
心配性な藤崎は、
「急に病気になったのかも・・・もしかしたら、今まで隠れていて、気づかなかった障害が現れ始めたのかも!?」
と不安になったので、そのあたりをサラッと調べてみました。
ザーッと調べたところ、子供の癇癪に似た病気や障害で、当てはまる可能性があると思われたのは以下の3つでした。
<子供の癇癪との関連を疑った障害>
・ADHD(注意欠如、多動性障害)
・間欠性爆発性障害
・アスペルガー症候群
結局、その後、藤崎流の対処をしたところ癇癪は治まってきたので、病院を受診することはなかったのですが、せっかく調べたので載せておきます。
(藤崎は、このあたりの知識がありませんので、色々と調べた内容や、自分なりの考えをまとめただけのものです。
他の記事も同じですが、それぞれの状況によって、適切な対応や状況は異なりますので、責任を負うことができません。
なので、具体的な内容や相談は、専門の先生に相談してくださいね。)
「休みの日も家事や用事で一日がつぶれる」
こんな場合は、以下の記事を役立ててください。
時間やお金を生み出すための方法として、多くの人が活用している内容です。
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より豊かな日々を過ごすために、役立てていただければ嬉しいです。
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ADHD(注意欠如、多動性障害)
感情や情緒面の障害として、真っ先に浮上してきたのがADHD(注意欠如、多動性障害)です。
よく聞く言葉ではありますが、実際にはどういった症状や原因があるのかについては知らなかったので、今回の件を通して学んだことをまとめておきます。
・ADHDとは
ADHDとは、日本語で言うと「注意欠如・多動症」、「注意欠如、多動性障害」、「注意欠陥、多動性障害」などという意味の障害のことです。
(ADHD:Attention Deficit Hyperactivity Disorder)
言葉のとおり、「注意力が乏しい」、「落ち着きがない」という症状の他に、「衝動的な行動をとる」、「思いついたことをすぐにしてしまう」といった言動も見られます。
ちなみにADHDは、子供だけではなく、大人にも見られる障害です。
・ADHDの具体的な症状
ADHDの具体的な症状としては、以下のようなものが特徴的です。
<ADHDの特徴>
「注意力が乏しい」:
集中力がもたない
すぐに気が散ってしまう
忘れやすい「落ち着きがない」:
じっとしていられない
貧乏ゆすりや指でトントンがやめられない「衝動的な行動をとる」:
よく考えず、感じたことを口にしてしまう
ただ、こういった言動は、多かれ少なかれ、誰にでも見られるものですので、あまり心配しすぎなくても良いかと思います。
「日常生活に支障が出るようになってくると、ADHDを疑ってみるのも良いかもしれない」という程度にとらえておきましょう。
・ADHDの原因
脳のはたらき
ADHDの原因は、まだ明確にわかっていません。
現在のところ、「脳の中枢神経系」と「前頭前野」のはたらきに障害があると考えられているようです。
「中枢神経」というのは、脳と脊髄を中心にした神経のことですね。
中枢神経では、身体から色んな刺激を感知して、それらをどう処理すればよいかを身体の各部分に伝えます。
ADHDの方には、脳内の神経細胞の間で情報のやりとりをする物質である「脳の神経伝達物質」のはたらきが十分ではない傾向がみられています。
ちなみに、ADHDの方が不足している脳の神経伝達物質は、「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」です。
こういった脳の神経伝達物質が十分に働かいていないことが、注意力が乏しかったり、落ち着きがなかったりといった言動につながると考えられているんですね。
また、ADHDのもう一つの原因と考えられている「前頭前野」は、大脳の一部で、注意力や行動を調整する働きをしています。
先天的な要因?後天的な要因?
ADHDは、先天的な要因のみだと解釈する方もいらっしゃいますが、藤崎は、そういった考えではありません。
先ほどもお伝えしたとおり、ADHDであるかどうかの判断基準として、「日常生活に支障があるかどうか」という点が大きなポイントと考えられているようです。
しかし、人間の言動は、先天的なものが要因となっているとは限りません。
当然のことながら人の言動にも、生まれた後の環境などの後天的な要因は、大きく関係してきます。
例えば、「兄弟がいるかどうか」や、「都会で育つか、田舎で育つか」で、その人の言動は大きく変わってきますよね。
つまり、「先天的な要因」と「後天的な要因」が関連して言動につながるのですから、生後の環境を整えることで、日常に支障をきたさないように対処できるということです。
逆に言えば、生後の環境をうまく整えられないと、日常生活に支障の出る子供になる恐れがあると言えます。
先天的な要因が少ないのに、毎日子供に暴力をふるったり、八つ当たりするような暮らしをしていると、「問題児」というレッテルを貼られる可能性も大いにあります。
なので、ADHDを先天的な要因だけのせいだと考えるのは、筋が通っていないと思うんですね。
まぁ、これは藤崎の個人的な見解なんですけどね。
・ADHDを治すことはできるのか?
ADHDを先天的なものだと考えた場合、脳のはたらきを治さなければいけませんが、現在のところ、そういった治療方法はありません。
しかし、周囲の環境を整えることで、問題なく日常生活を送れるようになる可能性は十分にあります。
具体的に言えば、集中力を阻害するような音や物を取り除いたり、周囲の人が焦らせるような言動をしないように配慮したりといったことですね。
「活動時間を短めにする」とか、「授業を受けるときは一番前の席にする」、「優しい声掛けをする」などですね。
お子さんが集中して物事に取り組んだり、周囲の人に攻撃的にならないように導くため、お薬が処方されることもあります。
しかし、それはあくまで補助的なものであって、ADHDはお薬だけで良くなるものではありません。
子供の性格や趣味嗜好を把握し、適切な声掛けをしたり、気持ちよく過ごせる状況にすることで、気持ちよく毎日を過ごせるだけでなく、存分に能力を発揮できるようになります。
ADHDのお子さんは、注意力が散漫であったり、衝動的な行動をするという特性から、周囲の変化をいち早く察知したり、好きなことに対して、独特の感性を表現できることもあります。
独特の感性をもっている人が、芸術家として、並外れた才能を開花するケースは珍しくありませんよね。
そういったことをふまえて、ADHDを治すというよりも、周囲の環境に適応できるように育てることが大事なんですね。
つまり、藤崎がいつも言っていることと同じです。
「人間力が大事」だということですね。
そのためには、親がしっかりとした人間力を身につけている必要があります。
自分ができないことを教えることはできませんからね。
・誰にでもADHDの症状は現れる
ご覧いただいたとおりなのですが、こういった症状は、誰にでも見られるものです。
なので、すぐに「ADHDかも・・・」と心配するのは早計ですし、多くの場合は取り越し苦労で終わります。
ですが、周囲の人に「迷惑な人だな」と思われてしまうレベルだったり、親が疲弊してしまう状況があまりにも頻繁になると、ADHDを疑って病院を受診してみると良いかもしれません。
つまり、日常生活に支障が出るかどうかが問題だということですね。
ちなみに、「うちの子はADHDかもしれない」と思って受診される場合は、精神科、小児科、心療内科で見て頂くケースが多いです。
ADHDについては、こちらのサイトが詳しくてわかりやすく説明されていましたので、参考にされてください。
>>親と子のためのADHD「【チェック診断】ADHD(注意欠如・多動症)とは?
子どもの症状・特徴と原因、治療・薬について解説」を見てみる
この「親と子のためのADHD」というホームページの中には、「ADHD(小児)を相談できる病院検索」というページがあって、簡単に検索することができました。
メンバー登録も不要で、使いやすかったですよ。
リンクを掲載しておきますので、良かったら見てみてください。
実際に受診される場合は、予め病院に電話して、「ADHDかもしれないと思っているのですが、詳しく診ていただけますか?」などと確認をしておくと良いと思います。
実際に病院に行ってから「うちでは診れません」と言われてしまうと、労力と時間がもったいないですからね。
他にも「ADHDなのかどうか」を簡単に確認するためのチェックリストもあったので、参考にしてみてください。
間欠性爆発性障害
間欠性爆発性障害とは、簡単に言うと、「怒りを抑えられず、人や物にあたってしまうのを抑えられない障害」のことです。
誤解してはいけないことが、「本人がどれだけ頑張っても怒りを抑えることができない」ということです。
キレやすい人を見ると、「性格に難がある」、「我慢できない人だ」、「忍耐力がない」、「幼稚だ」、「空気が読めない人だ」などと受け取られてしまいがちです。
しかし、間欠性爆発性障害である人に対して、こういったことを感じてしまうのは間違っています。
どこが間違いかと言うと、「脳機能に障害があるために、本人の努力で解決できる問題ではない」という点で間違っているというところです。
・間欠性爆発性障害の特徴
間欠性爆発性障害の特徴をまとめてみます。
<間欠性爆発性障害の特徴>
本人がどれだけ頑張ってもコントロールできない怒りが爆発する。
怒りの爆発は、約10分程度の短時間でおさまる。
怒りの爆発が繰り返される。
怒りが爆発した時に、人や物に強くあたってしまう。
ごくごく些細なことで怒りを爆発してしまう。
我慢や不満が蓄積して怒りが爆発するわけではない。
・間欠性爆発性障害の原因
間欠性爆発性障害の原因は、ハッキリとわかっていません。
「男性ホルモンが過剰に分泌されることが原因ではないか」
「セロトニンの濃度が低いことが原因ではないか」(セロトニンは神経伝達物質の1つで、衝動をコントロールする代表的な神経伝達物質。)
「前頭前野の機能が低下することが原因ではないか」
などと、色んな可能性が考えられています。
・簡単にできるセルフチェックリスト
色々と調べていくうちに、間欠性爆発性障害かどうかを、簡単に自己診断できるチェックリストを見つけましたので転載しておきます。
1. 以下のいずれかの行動が突発的に起こり、自分でも制御できない状況が何度も起きる。
A 身近にいる動物や他者に対して、理不尽な非難をしたり罵声を浴びせるなど、言葉での攻撃を行うことが週2回ほどのペースで起こり、それが3ヵ月以上続いている。
B 自分の持ち物を衝動的に壊したり、動物や他者に怪我を負わせことが1年の間に3回起きている。
2. 上記1の症状が起きている人物は6歳以上である。
3. 1の状況では、原因はささいなことでも烈火のように激しく反応してしまう。
4. 1の状況は、特にストレスが溜まっていなくても突発的に起きる。また、攻撃や破壊をすることで自分を有利にしようとする意図はない。
5. 1の状況が起きるのは本人にとっても辛い。また、仕事や人間関係、家計などの維持が困難になる可能性が高い。上記の1~5のすべてに該当する場合は、「間欠性爆発性障害」の疑いがあります。
・間欠性爆発性障害の治療方法
治療方法は、薬物治療の他に、心理療法(認知行動療法)や鍼灸治療というものがあるようです。
藤崎のような素人からすると、針の治療がなぜ衝動を抑えたり、感情面のコントロールに役立つのかと思うんですけどね。
どうやら、頭部のツボを刺激して脳への血流量を増やすことが、症状の改善につながるようですね。
アスペルガー症候群
癇癪と病気、障害の関連を調べていて、「こういうのも、当てはまるのかな?」と少しだけ感じたのが「アスペルガー症候群」です。
サラッと調べたところ、すぐに「これは該当しないな」と感じたので、あまり調べませんでしたが、学んだことを軽くまとめておきます。
・アスペルガー症候群の特徴
アスペルガー症候群は、通常の人よりも、コミュニケーションや社会性に困難がある障害です。
知的障害は見られないけれども、「コミュニケーション能力の欠如」、「興味関心が限られている」、「ルーティン化を好む」といった傾向があるとのこと。
アスペルガー症候群は、知的な発達の遅れが見られない障害であり、そのため「育て方が悪い」「個性が強い」などと思われることも多いようです。
具体的な内容は、以下にまとめておきますね。
<アスペルガー症候群の特徴>
・コミュニケーション能力の欠如
他人の気持ちや感情を察することが苦手。
自分が思っていることや感じていることを表現することが苦手。
友達を作ることが苦手。
知能や、言葉の発達について、遅れや発達不足がみられない。
話し方や仕草などが独特。・興味関心が限られている
特定のものに熱中しやすい。・ルーティン化を好む
自分が決めたルールや、やり方にこだわる傾向がある。
「食事の次に歯磨き、その次にお風呂」など、毎日の流れを同じにすることを好み、これが乱れることを嫌う。・アスペルガー症候群の発現時期
一般的には幼児期からであり、他者との関わりが生じる頃からと考えられている。・知的障害が見受けられない
アスペルガー症候群は、知的な発達の遅れが見られない障害であり、「育て方が悪い」「個性が強い」などと思われることも多い。
・アスペルガー症候群の発症率
アスペルガー症候群の発症率は1%未満で、比較的、男性に多く見られるという傾向があります。
アスペルガー症候群の発現時期は、一般的には幼児期からであり、他者との関わりが生じる頃からと考えられている。
・アスペルガー症候群の原因
アスペルガー症候群の原因は、「脳機能のはたらき」によるものと考えられているが、詳しくはわかっていません。
いくつかのサイトには、「アスペルガー症候群は、先天的な要因と、後天的な要因が絡み合って、症状として現れる。親のしつけや子育ての仕方が問題ではない」と書かれていました。
例えば、こんな感じです。
アスペルガー症候群の素因は先天的な遺伝的要因にあるのではないかと考えられています。それが胎児期や出生後に脳や心身が発達する中で様々な環境要因と相互に影響し合って脳機能障害として発現すると言われています。
しかし藤崎としては、「後天的な要因の影響がある」ということは、親のしつけや子育ての仕方が無関係だとは言えないと感じました。
「親のしつけ」や「子育ての仕方」も後天的な要因ですので、これらだけを除外するのは理屈が通らないと思ったんですね。
・アスペルガー症候群は、親から遺伝する?
また、アスペルガー症候群は、親からの遺伝で発症するとは限らないようです。
ですが、遺伝環境や後天的な環境要因が似通ると、通常の人よりも、発現の可能性が高くとのことです。
まぁ、先天的な要因と後天的な要因が相互に影響して症状が発現するのなら、遺伝環境や発育環境が似ている方のほうが、そうでない人たちに比べて、発症する確率が高まることは当然の話だと思います。
・アスペルガー症候群は、出産前にわかる?
今のところ、羊水の検査や血液検査などで、出生前にアスペルガー症候群かどうかを知る術はないようです。
原因がハッキリしないので、当然といえば当然かもしれませんが。
・アスペルガー症候群の治療法や薬はある?
こちらも、原因が明確にわからないことが大きいようですが、今のところアスペルガー症候群には、治療法や薬は見つかっていません。
ただ、本人にあった環境づくりをすることで、より良い生活を送れたり、特技や才能を活かした暮らしが送れるようになります。
なので、周囲の理解があるかどうかが、どのような毎日を送れるかということに大きな影響を及ぼすと言えますね。
まぁ、これはアスペルガー症候群の人に関わらず、どんな人にも言えることですけどね。
この記事だけではなく、以前からずっと藤崎がお伝えしていることの繰り返しになりますが・・・
結局は、それぞれの子供にあった子育てを展開していくことが大事だということですね。
学習障害(LD)
学習障害(LD)とは、特定の学習能力の向上が遅いことです。
一般的には、以下の学習能力の向上が遅れがちとされています。
・読み書き
・計算
・予想
参考までに、NCNP病院 国立精神・神経医療研究センターによる学習障害に関する見解を、以下に引用します。
学習障害とは、知的な遅れや視聴覚の障害がなく、教育環境も整っておりまた本人の努力にも問題がないにもかかわらず、「読み書き」や「計算」など特定の領域で学習の遅れがみられる状態を指します。また、文部科学省の定義では、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態とされています。
学習障害のうち、最も知られており、研究が進んでいるのが「特異的読字障害」です。文字の読みの障害があると結果的に書字の障害も呈するため、読字障害イコール読み書き障害と表現されるため「発達性読み書き障害」とも称されます。読み書き障害の背景には、表記された文字を対応する音に置き換えることができないといった音韻化の障害があります。そのため、正確あるいは流暢な単語認識が困難である、文字記号の音声化が稚拙になるといった特徴がみられます。
https://www.ncnp.go.jp/hospital/patient/disease08.html
学習障害と判明した場合には、親や学校など、周りの人が理解を深め、適切な対応ができるようになることが重要とされています。
【まとめ】癇癪の原因は様々なのでお子さんの状況に応じて対応しましょう
このように癇癪の原因は様々で、お子さんの性格や気質などによっても、適切な対応方法は変わってきます。
いつも身近にお子さんのことを見ているママ・パパだからこそ、適切な接し方を考えていましょう。
ADHD・間欠性爆発性障害・アスペルガー症候群などの障害の可能性もあるので、場合によっては病院の受診も検討してください。
より良い日々を送れるように祈っています。
ではでは。
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