先日、慶應義塾横浜初等部の一次試験結果が発表されました。
平日の12:00~16:00の間しか結果が見れないということだったので、そこまで重要だと思っていなかった藤崎は、仕事の合間に見るのが面倒だったので見ておらず、妻から結果を聞かされました。(笑)
ホームページの公開時間は、あらかじめ設定しておけば自動的に見れなくすることができるので、「共働きの家庭にも配慮して、せめて21時くらいまで結果を見れるようにしておけばいいのに」と思ってしまう藤崎です。
こういう些細なところで、学校の本音が見えてきますよね。
おそらく、共働きの家庭を求めていないので、こういった運営になるんでしょうね。
共働きの家庭で、運悪く、父親も母親も仕事につきっきりになってしまって、結果が見れないという可能性はゼロではありませんから。
慶應義塾には、6つの基本的な理念があるのですが、その中の1つに「独立自尊」という考え方があります。
この考え方は、かみ砕いて言うと、「家系や生い立ちにとらわれず、どんな人も自分自身の考えをもつと同時に、他人を尊重する」という考え方です。
福澤諭吉は、国を発展させるためには、国民一人ひとりが自分なりの考えをもつ必要があると考えていました。
当時(明治維新前後)の日本では、身分制度や家柄で人を判断する傾向が強く、世の中を引っ張っていたのは官僚たちだったこともあり、自分なりの考え方を持っている庶民というのは、限りなく少なかったんですね。
語弊を恐れず簡単に言うと、「長い物に巻かれる」という人が多かったわけです。
「偉い人が言ったことに疑問を持たず、従順に言うことを聞いているだけではいけない」という考えを福沢諭吉は持っていたんですね。
慶應義塾を作った福澤諭吉自身が、早くに父親を亡くし、裕福とは言えない家庭で育っていたことも、要因の一つとしてあったのでしょう。
こういった理念のもとに作られた慶應義塾なので、平日の12時~16時までしか結果を見れないというところから、「視野が狭いな」と感じたというわけです。
福澤諭吉が運営していた頃から100年以上が経っているので、おそらく実態が伴わなくなってきたのでしょう。
こんな風に、口で良いことを言っていても、行動が伴っていなければ、信用してはいけません。
福澤諭吉が残した言葉は残っていても、後を継ぐ人達の行動が異なるものになってしまったら、別物であると考えるべきです。
安易に信用してしまい、入学後に「説明会で言っていたことと違う!」となっても、取り返しがつきませんからね。
転校するにしても手続きが大変ですし、子供にとっても環境の変化は、心身に大きな負担をかけてしまいます。
今回、藤崎は、慶應義塾横浜初等部の学校説明会に参加して、他の学校よりも、一線も二線も画した効率の良さがあると感じました。
また、お子さんの参加を禁止したり、無駄な時間がかからない運営になっていたので、参加者にとっても優しい運営だと思い、「実際のところ、本当に良い学校なのかどうか」を確かめたくて受験をしてみました。
残念ながら、その後は、徐々に期待感が薄らいでいき、結果としては予想通りのものになってしまったんですけどね。
ということで、藤崎の子供は不合格でした。
そして、藤崎から見ても、予想通り、慶應義塾横浜初等部は魅力のない学校だと感じたので、不合格で良かったと思っています。
言い換えれば、「慶應義塾横浜初等部に子供を通わせたくない」ということですね。
合否結果を見て、人間性が軽視されていることに確信を持てたからです。
というのも、藤崎は今回の入学試験で、「慶應義塾横浜初等部が最も重要だと考えているのは何か?」ということを見極めるために伏線を仕掛けておいたので、結果を見ることで学校側の本音を判断できた、というわけなんですね。
願書の提出方法やテストの内容、合格者の選別方法などを見たところ、「慶應義塾横浜初等部が求める子供」や「合格する家庭」が把握できたので、また次回以降の記事で詳しく書いてみようと思います。
ではでは。
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