子供を安全に育てるために必要な3つの余裕

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大事なものを置き忘れてしまうイメージ画像キャプチャ




(2017年10月1日 更新)

安全に子供を育てるために

うっかり子供を殺してしまった悲惨な実例

先日、ショッキングな話を妻から聞きました。

 

夏の暑い日、急いで仕事に行った後、保育園に連れて行くはずだった2歳の子どもを車に乗せたままだったと夕方になって気付き、急いで見に行ったところ、子どもが死んでいたという話です。

 

「真夏日に車内がどれだけ高温になるか」ということを調べてみると、車内の温度が70度になることもあるそうです。

 

車内に置き忘れたペットボトルは、蓋(ふた)が吹き飛び、クレヨンを置いておくとドロドロに溶けてしまう暑さです。

 

2歳男児が軽車内に置き去りにされ、全身やけどで死亡(産経ニュース、栃木県芳賀町)の画像

>>日産自動車が公開した動画が話題 「熱駐症」の怖さを伝える
(動画は既に削除されています。)

 

この悲惨な事件は、栃木県にある駐車場の軽乗用車内で起こり、子供は全身火傷を負って亡くなりました。

 

想像するだけでゾッとしますよね。

 

どんどん気温が上昇する車内。

 

ドアはロックされ、窓も締め切られた車内で、チャイルドシートに固定され、動くことさえできない。

 

どれだけ泣き叫んでも、聞こえるのは蝉の鳴き声ばかり・・・

 

「なぜこんな苦しみを味わうのか。」
「なぜパパは助けてくれないのか。」

そんなことを思いながら、ジリジリと焼かれていったのでしょう。

 

想像するだけで胸が張り裂けてしまいそうです。

 

焼死は、あまりにも苦しいために、自殺をする人も焼身自殺は選ばないそうです。

 

それを我が子に対し、やってしまったんですね。
 

それどころか、ジリジリと焼け殺しにするという、拷問のようなやり方で殺してしまった。

 

こんなに悲しいことがあるでしょうか。

 

無邪気で可愛い子どもを、こんなにも残酷なやり方で死なせてしまうなんて。

 

その後、子どもを忘れた父親が「どう思っているのか」、「どんな人生を送っているのか」わかりません。

 

でも、藤崎が同じことをしてしまったら、絶対に立ち直ることなんてできず、普通の人生は送れません。

 

ほぼ確実に精神を病んでしまい、自殺する考えるでしょう。

 

それだけのことをしてしまって、生きる気力なんて湧きそうもありません。

 

もちろん、藤崎が自殺をしても、子供が帰ってこないことは百も承知です。
 

でも、そんな理屈を抜きにして、生きていけないと思うんですね。

 

不注意が命取りになる

・危ない事例

車内への置き去り事件は後を絶ちませんが、これ以外にも、「ついうっかり」で子供が命を落とすニュースは頻繁に耳にします。

 

「公園や道端で、他の子の親と話しているうちに、子どもが道路へ飛び出して轢かれてしまった。」
「川や海で、ちょっと目を離した隙に子供が溺れてしまった」

こういった事故は、誰の身にも起こりうるものです。

 

では、こうならないようにするには、どうしたら良いのでしょうか。

 

・危険を招かないために

 

まず、最も基本的で重要なことが、親がしっかりと気をつけることです。

 

これは当然のことであり、言うまでもないと思います。

 

しかし、意外にもできていない親御さんが多いことも事実なんですね。

 

例えば、ママ友や保育園の先生と話しているほんの数秒の隙に、子供は道路に飛び出します。
 

日頃からどれだけ口うるさく注意しても、子供が親の言いつけを守るとは限りません。

 

なので、特に小さいうちは、子どもから絶対に目を離してはいけません。

 

言われれまでもないとは思いますが、子どもは大人が予測できないことをします。

 

大人の感覚で子どもの行動を予測してはいけません。

 

親に必要な3つの「余裕」

・余裕のなさが生む危険

 
ここまでは多くの方が思いつくことだと思います。

 

しかし、これ以外にも、子どもを危険にさらしてしまう要因があります。

 

先ほどの車内への置き去り事件のように、親に余裕がないということです。

 

余裕のなさは大きな危険に直結します。
 

ここで言う余裕というのは、時間的余裕・精神的余裕・肉体的余裕のことです。

 

これらが欠如していると、焦りや苛立ちから、冷静な判断や行動がとれません。

 

詳しく見ていきましょう。
 

・時間的余裕、精神的余裕の重要性

 

時間に追われ、精神的に焦ってしまうという緊張状態に陥った場合、「ついうっかりミスをしてしまう」ということは、誰にでもあることです。

 

そのちょっとしたミスや不注意が子どもを危険にさらします。

 

よく職場なんかで、大したこともないミスに対して、騒ぎ立てる人がいますよね。

 

藤崎の職場にも、他人のミスを大きくとらえて、腹いせのように怒ってくる人がいます。

 

こういう人が周りにいると、「また怒られてしまうのではないか」と思って、ついつい焦ってしまいますよね。

 

例えばですが、今回の事件でも「仕事に遅れると、上司にこっぴどく怒られる」という焦りがあった、ということは十分に考えられます

 

藤崎もよくわかるのですが、こういった状況になると、非常に焦ります。

 

冷静に考えれば、「仕事に遅刻すること」と、「子どもを安全に保育園に預けること」のどちらが大切かは明白です。

 

しかし、時間に余裕がなかったり、精神的に余裕がなく、焦っていると、目先の問題しか目に入らず、大切なものを見失ってしまいます。

 

結果、子どもを残酷な方法で殺してしまうことにつながるんですね。

 

今回の事件の背景は定かではありませんが、たかが仕事に遅刻する程度で、子どもをなぶり殺しにするようなことは絶対にしてはいけません。

 

頭ではわかっていても、パニックになると誰しもがやってしまう可能性があります。
 

なので、子供の大切さを十分に認識しなおし、焦っている時にこそ「一番重要なものは何か」を忘れてしまわないようにしないといけません。

 

・肉体的余裕の重要性

 

3つの余裕のうち、残っているのは肉体的余裕の重要性です。

 

これはどういう意味なのかというと、「身体が疲れ果てているがゆえに、子供を危険にさらしてしまうことがある」ということを意味しています。
 

例えば、近くの公園に行く途中、子供が先に走っていったとします。

 

「少しくらい離れても大丈夫だろう」と思っていても、予想以上に子供が走り続け、曲がり角を曲がって見えなくなりそうだとわかったら、急いで走らないといけませんよね。

 

しかしこの時、親に体力がなければ、急いで走れません。

 

連日の長時間労働や家事で疲れていて、思うように身体が動かないということは普通にあり得ることです。

 

「走る体力がないから、もう少し様子を見よう」と思って子供を後ろから見ているうちに、どんどん子供は離れていきます。

 

そうこうしているうちに追いつけなくなってしまったら・・・

 

子供は曲がり角を少し飛び出した直後に、トラックにひかれて死んでしまうかもしれません。

 

そうなってしまうと、目の前で車にひかれて血だらけで死んでしまう子供を無力に看取ることしかできませんよね。

 

・3つの余裕を確保する方法

 

しかしこれらのリスクは、極限まで減らすことができます。

 

その方法は、「精神的余裕・時間的余裕を確保する」こと。

 

これに尽きます。

 

では、どうすればいいのか?

 

実は、これら3つの余裕というのは、大抵の場合、金銭的余裕の有無に左右されます。

 

先ほどの車内への置き去り事件の例で言えば、金銭的余裕があれば会社に行く必要がありません。

 

なので、「子供が苦しんで死ぬ」なんてことは起こりませんでした。

 

「会社で働かず、自分で稼げるようになる」というのは、極端な話に聞こえるかもしれませんが、全く不可能な話ではありません。

 

むしろ、正しい努力を積み重ねれば、確実に実現できる話です。

 

時間はかかるかもしれませんんが、自分で稼げるようになれば、予定や時間は自分で管理できるようになりますし、些細なミスで上司に怒られることもありません。

 

長期的に考えると、裕福な生活を過ごせることになるので、良いことばかりです。

 

しかし、自分で稼げるようになるためには、それなりの努力が必要です。

 

世の中の多くの人達は、このやり方を知りません。

 

もしくは、この原理を知っていても、必要な努力ができないので、現状に甘んじているという方が多いんですね。

 

藤崎からすると、定年まで会社勤めして、来る日も来る日も、長時間勤務と様々なストレスにさらされるのは耐えられません。

 

だから日々、努力を積み重ねているんですね。

 

そして、大学を卒業した後、ニートとフリーターを繰り返していた「ダメ人間」藤崎は、家庭をもつことをきっかけに心を改め、今や、毎月10万円以上も料金がかかる幼稚園に子供を通わせています。

 

そのうえ、土地や家、車まで買えるようになりました。

 

要するに、藤崎みたいなダメ人間でも、日々の努力を積み重ねれば、少しずつ豊かで幸せな人生を切り拓けるということです。

 

そして、これまでに藤崎が経験してきた過程や失敗談を記すことで、このブログの読者さんにも、より良い人生を送っていただけると信じています。

 

さらに言ってしまえば、藤崎は今後も、さらに豊かで幸せになりますので、その足跡を残すことで、より多くの方が幸せになると考えています。

 

なので、このブログを読んでいただいて、良いところは活用していただき、悪いと思ったところは反面教師にしていただければ、藤崎としては嬉しい限りです。

 

まとめ

では、安全に子育てするための方法をまとめておきます。

<安全に子育てする方法>

・余裕のなさが危険を生む
・重要なのは3つの余裕(時間・精神・肉体)である
・3つの余裕を生み出すのは「お金」である

 

色々と詳しく書いたので長くなってしまいましたが、今回の記事で重要なのはこんなところです。
 

ちなみに日本人は、「一生懸命働いて、汗水垂らしてお金を稼ぐことが良いことだ」 と考える風潮が外国人よりも強いです。
 
また、「お金儲けに執着したすることは薄汚い」という考えている人も多いですね。
 
しかし、本当にそうでしょうか?
 
お金を持っていれば、子どもに色んなものを買い与えられますし、たくさんの経験をさせてやることができます。
 
それだけでなく、十分な愛情を注ぐこともできます。
 
その理由は、先ほどもお伝えしたとおり、3つの余裕が生まれるからです。
 
お金があり、時間・精神・肉体に余裕ができれば、存分に子供と遊ぶことができます。
 
親が伝えておきたい大切なことや勉強なども、十分に時間をとって教えてやることができます。
 
こういうことを実現できる「お金」は、本当に薄汚いものなのでしょうか?
 
藤崎からすると、お金がないがために、3つの余裕を確保できず、子育てにイライラすることの方がよっぽど「悪」だと思います。
 
毎日、仕事や保育園の時間を気にして、子供がテキパキと準備をしてくれなければ怒鳴ることが良いことでしょうか?

子供が外でいっぱい遊んできて、服や靴をたくさん汚して駄目にしてしまうことが本当にいけないことなんでしょうか?

パパやママにかまってほしいと言って、すねたり泣いたりすることが、そんなに悪いことなのでしょうか?
 
これらは全て、親の側に責任があることです。
 
お金がないのは親の責任です。
 
子供と遊ぶ時間や体力がないのも親の責任です。
 
それなのに、「親の言うことを聞かないから」という親のエゴで、子供を怒鳴るなんてことは、絶対にしてはいけません。
 
こんなに基本的で大切なことなのに、できていない親が多すぎます。
 
子供が泣きやまないことを理由に、虐待したり、殺してしまう親までいますよね。
 
モラルがなく、愚かな行為を繰り返す親には、心から怒りを覚えます。
 
藤崎にとっては、子どもが泣いている時でも、悲しんでいる時でも、怒っている時でも、 全てが、かげがえのない時間です。
 
「今」という時間は、自分の人生と、かけがえのない子どもの人生を共有できる大切なものであり、2度と帰ってくることはありません。
 
そんな大切な時間を、「怒り」や「苛立ち」で埋め尽くし、子どもに怒鳴ったり、暴力をふるうなんて信じられません。
 
子どもも大人も、生まれてきたからには幸せになるべきです。
 
「そのためには、何が必要なのか」を、今一度考えてみることが、これからの人生にとって、重要な意味を持ちます。
 
答えは人によって違います。
 
常識を気にしてはいけません。
 
誰かの真似ではなく、自分なりの答えを見つけるために、自分自身で考えてみましょう。
 
考えることで目的がハッキリすれば、確実に今とは違った行動が生まれます。
 
「思考は現実化する」とは、よく言ったものですが、本当にその通りですので、できることから始めてみましょう。
 

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