- 「翻訳スキルを使ってクラウドソーシングで稼げないかな・・・」
- 「語学スキルを実践で磨きたい」
- 「グローバルな副業ってある?」
- 「国際的なフリーランサーとして実績を積みたい」
- 「今の自分の翻訳スキルってどのくらいのレベルなんだろう・・・」
このように思われた方、Conyac(コニャック)という翻訳に特化したクラウドソーシングサービスをご存じでしょうか?
フリーランスで翻訳の仕事をするためには、翻訳会社や顧客から直接受注をしたり、クラウドソーシングサイトで実績を積む方法等があります。
Conyac(コニャック)の知名度はそこまで高くありません。
理由は、知名度があるランサーズやクラウドワークスに比べると「稼ぐことが難しい・・・」との評判が多いためです。
Conyac(コニャック)はなぜ稼ぐことが難しいと評判なのか、この記事では特徴・良い口コミ評判・メリット・悪い口コミ評判・デメリット・稼ぐ時に必要なレベルテストとスキルレベル・登録・利用するまでの流れをまとめてみました。
この記事をご覧いただくことで、Conyac(コニャック)の概要を知ることができ、利用する上での心構えをもつことができます。
本記事をご一読いただき、Conyac(コニャック)への登録を迷われている方や、フリーランサーとしてさらに実績を積みたい方へのご参考になれば幸いです。
目次
Conyac(コニャック)とは
Conyacは、世界中に存在するフリーランサーに仕事を依頼することができるグローバルクラウドソーシングサービスです。
日本国内だけでなく海外の依頼者(クライアント)ともコミュニケーションを取りながら仕事をすることができます。
世界中で14万人以上のフリーランサーが登録しています(2023年8月現在)。
海外にいるフリーランサーに日本語で依頼をすることもできます。
Conyacでは様々なジャンルの仕事の取り扱いがありますが、主に翻訳サービスに特化しており、その中でも英訳・英文和訳が多く中国語や韓国語などの翻訳依頼もあります。
サイトの登録時にスキルテストがないため、翻訳者としての経験を積みたい方や語学スキルをあげたい方も、すぐに仕事をスタートさせることができます。
Conyac(コニャック)特徴
Conyacの特徴は以下の通りです。
・Conyacのフリーランサーはレベルテストによりランク分けされる
・Conyacにはどんな仕事依頼がある?
Conyacの3種類の依頼形式
Conyacでは、3つのカテゴリーに分かれた依頼形式があります。
翻訳専門の依頼形式が2種類とそれ以外のビジネス依頼の1種類に分かれていて、Light依頼・Standard依頼・Market依頼となります。
Light依頼は、1案件720文字以内(日中韓は240文字以内)の翻訳依頼で、フリーランサーのレベルに関わらず受注することができます。
Standard依頼は、数千文字となる長文の翻訳依頼で、受注するには一定のレベルテストに合格する必要があります。
Market依頼は、一般的なクラウドソーシングサービスと似たような形での依頼で、ポートフォリオをしっかりと充実させることが必要だったり応募時に作業推定時間を提示したりとフリーランサーとしての知識と経験が必要になります。
Conyacのフリーランサーはレベルテストによりランク分けされる
Conyac独自のレベルテストは、6段階にランク分けされます。
レベルの低い順番に、TRAINEE(トレーニー)、STARTER(スターター)、STARTER HIGH(スターター ハイ)、STANDARD(スタンダード)、SENIOR(シニア)、EXPERT(エキスパート)とランクの種類があります。
Conyacでの登録時、全ての方が『STARTER』という翻訳者ステータスからスタートとなります。
レベルテストの結果により『STARTER HIGH』というステータスになることもありますが、このレベルと判断されると次回までのレベルテストを受験できるが期間を1ヶ月後と、通常の『STARTER』(3ヶ月の期間)より短縮することができます。
『STANDARD』と判断されると、長文の翻訳依頼案件に応募ができるようになります。
ステータスが『SENIOR』となると、より高度な翻訳スキルがあると判断され、直接依頼が増えたり一部の人しか知ることができない高額案件にも参加できるようになります。
『EXPERT』については、Conyac側でレベルテスト準備中とのことなので、現時点(2023年8月)での最高レベルは『SENIOR』ということになります。
なお『TRAINEE』と判断されてしまうと、Light依頼案件に参加しても報酬は得られず、再度レベルテストを受けることが必要となってきます。
Conyacにはどんな仕事依頼がある?
前述した通りConyacでは、共通で『STARTER』というレベルからスタートし、Light依頼とMarket依頼を受注することができます。
一定以上の翻訳スキルがある前提ではありますが、Light案件については720文字(日中韓では240文字)以内の短めの文章を翻訳するという内容なので、誰でも参加が可能です。
ただ、報酬を受け取れるのが先着2名までなので、報酬を得ようとすると翻訳の質はもちろん翻訳スピードが重要となってきます。
レベルテストに合格しStandard依頼が受けられるようになると、数千文字からなるビジネス文章などの翻訳案件に応募することができるようになります。
Light依頼よりは比較的受注しやすくはなりますが、翻訳には時間がかかるようになり、報酬は1000円以上から得られるようになります。
Market依頼については、翻訳の案件以外にも婚活や美容の覆面調査による記事作成など仕事の種類が増え、上記2種類の依頼形式よりも比較的報酬も高めに設定されていることが多いのが特徴です。
Conyac(コニャック)の良い口コミ評判・メリット
Conyacの良い口コミ評判・メリットは以下の通りです。
良い口コミ評判・メリット②登録時スキルテストがなく翻訳者としてスタートできる
良い口コミ評判・メリット③翻訳依頼をすると優秀な人がすぐに集まる
良い口コミ評判・メリット④スマホを使って翻訳の仕事ができる
Conyacの良い口コミ評判・メリット①語学スキルのトレーニングになる
最初のステータスである『STARTER』で受注できるLight案件は、誰でも受注(先着順)することができるので競争率が高く単価も低いです。
6段階あるステータスの中で、すぐ上の『STANDARD』以上になると比較的単価の高いStandard案件を受注できるようになります。
また、レベルテストにはしっかりしたガイドラインや注意事項、フィードバックがあります。
こういったレベルテストが設けられているため、目標を明確に持つことができ、翻訳スキルの向上が可能になります。
Conyacの良い口コミ評判・メリット②登録時スキルテストがなく翻訳者としてスタートできる
Conyacでは、スキルテストを受験することなく、登録直後から案件に参加できるのがLight依頼とMarket依頼になります。
Light依頼は、翻訳者のレベルアップが目的としてあるので、初めての方でも気軽にスタートすることができます。
Market依頼については、使える言語を4つまで登録することが可能で、タスク案件やプロジェクト案件など様々な仕事に応募するができます。
Conyacの良い口コミ評判・メリット③翻訳依頼をすると優秀な人がすぐに集まる
こちらはクライアント側の口コミになります。
Conyacに翻訳依頼投げてから1時間他の作業して放置してたら翻訳結果が届いてたので本当に便利だなあとつくづく思う。
— 福村 瑛 (@a_fukuson) February 5, 2018
Conyacでは、翻訳依頼をしてから納品までの時間が短いとスピードを評価する方が多いようです。
翻訳の募集をかけると、複数人の方から応募があり、スピードだけではなく優秀な方が多いようです。
世界中に14万人以上のフリーランサーが登録していることも回答の早さに影響していますが、翻訳依頼をしてすぐに回答が得られた上に、内容も質が高いと頻繁に利用したくなります。
Conyacの良い口コミ評判・メリット④スマホを使って翻訳の仕事ができる
PCでもスマホでも、Conyacのサイトにアクセス後、翻訳の依頼ページに翻訳内容を直接入力して作業を行えます。
別の外部ツールを使用する必要がないため、インターネット環境さえあれば、スマホでも十分に仕事が可能になります。
そして、i Phoneであれば、Conyac App for Translatorsという専用アプリもリリースされているため便利です。
iOSアプリなので、インターネットに繋がる状況であれば、iPadでも使用できます。
スマホを使って手軽に好きな場所、好きな時間で翻訳作業ができるのは、とても効率が良いことです。
Conyac(コニャック)の悪い口コミ評判・デメリット
Conyacの悪い口コミ評判・デメリットは以下の通りです。
悪い口コミ評判・デメリット②翻訳スキルが高くないと稼げない
悪い口コミ評判・デメリット③海外のクライアントが多く信頼性に欠ける
Conyacの悪い口コミ評判・デメリット①案件が少なく早いもの勝ちで競争率が高い
Conyacの最大のデメリットは、Market依頼案件数が圧倒的に少ないことです。
Conyacの設立は2009年で、ランサーズの2008年とクラウドワークスの2011年の設立とあまり変わらない時期ではありますが、これらと比べると案件数が少なくなっています。
翻訳依頼に関しても、誰もが参加できるLight依頼・Market依頼は、ほぼ募集人数を上回る応募者数があります。
そして、クライアントは優秀な方を選んでいくため、登録したのになかなか仕事に繋がらない状況が続いてしまうケースも多々あります。
Conyacの悪い口コミ評判・デメリット②翻訳スキルが高くないと稼げない
Conyacは翻訳に特化したクラウドソーシングサイトということもあり、翻訳スキルが高くないと稼ぐことは難しいです。
現在は、Google検索などでも比較的簡単に翻訳することができてしまうので、実力はそれ以上にあることが求められます。
そもそも翻訳の仕事をしている人は、クラウドソーシングサイトの中でも、英検1級・準1級・TOEICハイスコアの保持者がほとんどです。
資格がなくてもConyacで受注していくためには、少なくとも英検準1級やTOEICハイスコアに匹敵する実力を持ち合わせていないと、翻訳の仕事を続けていくことは難しいと言えます。
Conyacの悪い口コミ評判・デメリット③海外のクライアントが多く信頼性に欠ける
Conyacは海外のクライアントが多く、日本基準の信頼性は望めません。
日本企業基準で考えてしまうと、海外ではあいまいなやり取りをするクライアントや、悪質とも感じ取れるクライアント率も高くなります。
Conyacではレビューシステムを設けていますが、始めたばかりだと悪質なクライアントと見分けることも難しく報酬をいただけない状況になることもあり得ます。
近年、様々なものがグローバル化していますが、Conyacを通して国際的ワークバランス感覚が身についたり良い刺激になったりするのかもしれません。
Conyac(コニャック)で稼ぐために必要なレベルテストとスキルレベル
Conyaで稼ぐために必要なレベルテストとスキルレベルは以下の通りです。
要求されるConyacでの翻訳スキルレベル
Conyacでは翻訳サービスで稼ぐ場合はレベルテストはほぼ必須
Conyacで稼ごうと思った場合は、レベルテストを受けることは必須になってきます。
なぜなら、登録時から応募ができるLight案件ではほぼ稼ぐことができないためです。
Light案件は、1つの依頼について720文字以内(日中韓は240文字)で、メールやSNSのやり取り・短い文章・商品レビュー翻訳などの案件がありますが、総じて1文字0.1円程度のものしかありません。
レベルテストを合格し『STANDARD』になると、文字単価が約0.4円程度になります。
その上の『SENIOR』レベルで高度な翻訳スキルがあると判断されると、Conyacから直接翻訳の依頼や指名形式で案件受注ができたり、他の翻訳者が翻訳した文章をチェックしたりすることもできるようになります。
一部の人しか受注することができない高額案件を取得して稼ぐためには、レベルテストを受けて『SENIOR』のステータスを手に入れる必要があります。
要求されるConyacでの翻訳スキルレベル
最低限、レベルテストを合格し『STANDRD』以上の認定スキルが必要です。
Light案件では、1つの案件にフリーランサーが殺到するため、なかなか収入を得ることは難しいです。
レベルテストをあげて『STANDARD』以上になれば、競争率が減り依頼内容も増えて、お小遣い程度稼げるようになります。
副業として『STANDARD』以上のステータスで、案件受注をしながら更なるスキルアップを目指すのが良さそうです。
Conyac(コニャック)に登録・利用するまでの流れ
Conyacに登録・利用するまでの流れは以下の通りです。
・Conyacでフリーランサーとして登録したい場合
Conyacで仕事を依頼したい場合
まずはConyacで会員登録を行います。
依頼者(クライアント)として登録(無料)をし、仕事を掲載し応募を待つor気に入ったフリーランサーに直接オファーをします。
契約前のフリーランサーとの交渉に関しても無料で利用することができます。
金額などの条件が合えば契約成立となり仮払いとなりますが、この契約成立時に2%〜10%の利用手数料が発生し、依頼者(クライアント)側が手数料分も支払うことになります。
システム利用料
契約料金(税込) | 利用料 |
〜100,000円 | 10% |
100,001〜500,000円 | 5% |
500,001円〜 | 2% |
10,000円の仕事が契約となった場合
10,000円(報酬)+1,000円(利用手数料)=11,000円(支払い金額)
上記の金額を依頼者(クライアント)が支払うことになります。
フリーランサーと依頼者(クライアント)のコミュニケーションはConyac内で行い、仕事を進行してもらいます。
成果物を確認後、検収を行いフリーランサーに報酬が支払われる形になります。
Conyacでフリーランサーとして登録したい場合
Conyacサイト内の「フリーランサーとして登録」より登録完了すると、登録したメールアドレスより認証用URLをクリックします。
「言語を登録してください」より、自分が使用できる言語を4つまで登録をしたら、お仕事カテゴリを選択します。
「機密保持確認」で「同意する」を押し、本人確認やFacebook認証(任意)を行い、「Conyacを始める」というところを押したら登録完了です。
高額報酬を目指したり、依頼を増やすために「プロフィール設定」で内容を充実させたり、プロフィールを充実させておくことでクライアントの目もとまりやすくなります。
また、合わせてレベルテストで合格し『STANDARD』以上となっていることで、仕事の依頼が増えたり報酬アップが見込めたりします。
Conyac(コニャック)特徴・口コミ評判・稼ぐために必要なレベルテストとスキルレベル・登録・利用までの流れ等まとめ
Conyacはフリーランサーとして登録する場合、「翻訳のスキルを活かして積極的に稼ぐ」というよりは、「学びながら稼げるようにスキルアップ」ができる場である印象が強いです。
登録直後から応募が可能なLight依頼案件について、Conyac運営サイト側で翻訳者達のレベルアップが目的として設けられているところがあったり、レベルテストやそれに対するフィードバックもしっかりされていたりするからです。
レベルテストについても通常は3ヶ月の期間を置かないと再テストを受けられなかったり、先着2名にしか報酬がない等なかなか稼げるような環境にはないことから、実際に稼げるようになるためには時間と労力を長期的にかける覚悟が必要です。
自身の翻訳スキルの再確認などを行う場合や、クラインアントとして翻訳依頼をお願いしたい場合は、Conyacのサイト利用はとても良い環境と言えます。
翻訳スキルの力試しをしてみたい方、海外案件を受注してグローバルに仕事をしてみたい方、純粋に翻訳スキルのレベルアップを目指したい方などは、この機会にConyacに登録してみてはいかがでしょうか。
「好きな時にサクッと稼げる楽しい仕事ってないの?」という方へ
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